至極当り前のことだが、
市議会というのは、
役割の一つが、
当局が編成した
予算をチェックして、
市民の血税が
ムダに垂れ流されないか、
各議員が監視する
チェック機関である。
その視点から云えば、
昨日も触れたが、
市長に、
熱海国際映画祭の総括と
継続の是非について、
市議会に
審議を求めたい。
もっとも、
国際映画祭開催期間中に
市長を始め、
当局幹部職員及び
市議会議員の中で
何人が、
参加作品を鑑賞したかは、
不明だが、
殆ど
丸投げ審査の感が
否めないことから、
市長改選後の
9月議会での
国際映画祭hねお総括は
期待できず、
従って来年以降は
開催中止の可能性は高い。
齊藤市長は
今後の映画祭開催について
2回目があるかどうかは、
1回目の
成功の可否にかかっている。
今回参加された方々が、
楽しかった、
来年もやってほしいと思ってもらえたか。
この映画祭で
選ばれた作品が
才能に光となり、
熱海の地から
世界に羽ばたいてほしい。と、
他人事のように。
ただ、
映画祭に招待作品をもって、
特別賞を受賞した
制作者サイドとしては、
当初予算の500万円で
国際映画祭開催可能であれば、
次回から、
中国や台湾を含む
東アジア諸国の
映画関係者にアプローチし、
前記諸国の大学との提携し、
アニメや3D、
バーチャルリアリティ(VR)の
ジヤンルの映像を含め
インバウンドや
インターンシップ、及び
観光振興への期待を込めて
何らかの形で
継続すべきだと進言したい。
ただ、
今回の映画祭は、
結果的に
イベントしても、
市民や映画関係者への
浸透度も薄く、
首長の4選狙いの
パフォーマンスに過ぎないとの、
厳しい声もあり、
ネット上でも、
熱海国際映画祭は
世間で話題にもならず、
内容もお粗末で
大失敗だったと、
切り捨てられているが、
それは、
評価する側の意見の相違で、
第一回目から、
高評価を得られなずもないのは、
他の映画祭をもても、
折り込み済みなのだが、
ただ、
議会の反対を押し切り、
首長主導で強行され、
血税500万円が投入され、
実施されたのだから、
当局は、
映画関係者の期待を
削ぐこと無く、
次回開催に
繋げてほしいものである。
小生としても、
国際映画祭出品作品を通して、
当局側の対応と
実行委員会の舞台裏を覗き、
幾つかの
問題点を把握しているものの、
波及効果として、
招待作品が、
特別賞を受賞したことで、
台湾や韓国を始め
東アジアの複数国の関係者に
アピールできたのも、
事実である。
ともかく、
熱海国際映画祭が
最初で最後の
映画祭で終わることのないよう、
市議会の動きに注目したい。