万葉倶楽部”千客万来施設”開業の見通について。

それでは、

千客万来施設について
東京都と
万葉倶楽部との
これまでのやりとりを
振り返ってみると、

千客万来施設は

24時間営業の温泉やホテル、
江戸の町並みをイメージした
飲食店街などを整備した
複合施設となる計画で、

2016年3月に
万葉倶楽部が
事業者に決定している。

当初の計画では
2017年に建設工事を始め、
2018年8月に商業施設、
2019年8月に
宿泊施設を開業する予定だったが、

しかし、

2017年1月に

豊洲市場で環境基準の
最大79倍に上る
ベンゼンなどが検出され、

移転が遅れる
可能性が出たことで、
当初予定していた

2018年8月のオープンを
延期すると発表した。

その後、

2017年6月に

小池知事が
築地も豊洲も両方生かすとして、

築地にも観光施設を
造ることを発表した。

これを受けて、

万葉倶楽部は
事業として採算が取れないとして、
撤退を視野に
検討しているという
考えを示している。

その状況が変わらないまま、
2018年10月の
豊洲市場開場が決まった。

だが、

千客万来施設の建設予定地は
今も工事が始まっていない。

万葉倶楽部と東京都の考えが
かみ合わないまま
平行線状態なのである。

こうした中、

2018年に入ってから
東京都の担当職員が、

万葉倶楽部本社を複数回訪れ、

賃料の引き下げなどの
条件面を提示して
交渉しているようだが、

高橋会長は

今の条件では前述のとおり
受け入れられないとしており、

整備への動きは
足踏み状態のままである。

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

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