それでは、
千客万来施設について
東京都と
万葉倶楽部との
これまでのやりとりを
振り返ってみると、
千客万来施設は
24時間営業の温泉やホテル、
飲食店街などを整備した
複合施設とな
2016年3月に
事業者に決定している。
2017年に建設工事を始め、
宿泊施設を開業する予定だったが、
しかし、
豊洲市場で環境基準の
最大79倍に上る
ベンゼン
移転が遅れる
可能性が出たことで、
2018年8月のオープンを
延期すると発表した。
その後、
2017年6月に
小池知事が
築地も豊洲も
造ることを発表した。
これを受けて、
万葉倶楽部は
事業として採算が取れないとして、
検討しているという
考えを示している。
豊洲市場開場が決まった。
だが、
千客万来施設の建設予定地は
今も工事が始まっていない。
かみ合わないまま
平行線状態なのである。
こうした中、
2018年に入ってから
東京都の担当職員が、
条件面を提示して
交渉しているようだが、
今の条件では前述のとおり
受け入れられないとしており、
足踏み状態のままである。