髙橋弘会長(万葉倶楽部)の自伝”わが人生”(113)ー日本ジャンボー株式上場への道(4)ー

さて、

今日と明日の2日間、
月一親睦会の一つ、
「元気会」(大田信雄会長)の
山梨石和温泉への
親睦旅行に参加する。

午前中に

メンバーの車に便乗する前に、

神奈川新聞に連載された、

髙橋弘会長(万葉倶楽部)の自伝
”わが人生”
その113回目(ブログ版)を掲載する。

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ー私は湯河原支社に
自称•右翼活動家を呼び出し、
応接室で一対一で
向かい合いました。

隣室には警察が待機しており、
相手が少しでも
暴力を振るったら
直ぐに逮捕する手はずです。

「いったいあんたの要求は何ですか」。

開口一番ズバリと切り出しました。

度胸が相当要りました。

「未公開株が欲しい」

答えを聞いた瞬間、
相手の筋書きがパッと見えました。

日本じゃボンーが
株式公開の準備をしていると
どこかで聞きつけ、

未公開株を取得して
公開直後にもうけようと
たくらんだのでしょう。

2年ほど前の88年に

リクルート事件が発覚し、
未公開株が
莫大な利益をもたらす
可能性があることが
世間一般に

知れ渡っていた時期でした。

「そんなにうちの株が欲しければ、
公開後に買ってください」。

(つづく)

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

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