熱海市議会副議長一身上の都合で明日辞職。後任は同会派議員に決定か。

今朝も10時前に控室に入る。テッキリ、議会運営委員会と議会検討会が
開催されるものとばかり思って、5階会議室に入ったところ、なんと!、
常任委員会(総務福祉教育委員会)だった。あれれ、である。予定表には
議運と記載してあったのだが、聞けば議運は午後1時からだった。
思い込みとは恐ろしいものだ。今まで議運が午後から開催された記憶がなく、
よく確かめもせず頭の中に刷り込まれている時間を優先していた。
午後まで時間があったので、商工会議所職員との面談時間を繰り上げた。

商工会議所職員とは、ある商材に関して、第2回「熱海ブランド」に
参加すべく申し込み申請をしていたのだが、その件で、
話したいことがあると連絡を受けていた。担当職員を控室に招き話を聞く。
ヤッパリ、案の定、予想した通りの答えが返ってきた。
断りの理由、言い訳がズラズラと並ぶが小生には腑に落ちないことばかり。
申し込んだ商材は、熱海発産業振興プランのもと、
時間と技術と人脈をもって送り込んだ自信作と思っている。断るにも
それなりに審査委員の見解を正式の場で求めたかったのだが、どうやら、
商工会議所のごく限られた幹部の所見のようだが、詳細は後日。さて、

議運が始まる前に副議長の訪問を受ける。一身上の都合で議長の座を
同じ会派の同僚議員に譲りたい。ついては同意を得たい。とのことだった。
議長の任期(2年)と同じとばかり思っていたことと、
肝心の候補者の姿が見えないことには納得がいかないと、本心を述べ、
候補者については嫌いではないが、挨拶の筋が違うと、
副議長の資質等についても考えをぶつける。その後、候補者が挨拶に。
上記の如く考えを述べた上で、敢えて反対しない旨伝える。また午後から、

別の会派代表から上記の副議長案件について、対抗馬を出したいと相談を受ける。
この会派とは市長を支援することで合意しており、同席したもう一会派からは、
現副議長から事前に相談を受けているので、今回は道義的に
対抗馬は押せないとヤンワリとダメ出しが入る。しかし代表の話を聞けば

来年以降も副議長人事は現副議長会派でタライ回しするとの仰天発言。
おいおいマジかよ。相談を受けた会派代表の話しが事実とすれば、
議員の資質で選ぶのではなく、数に胡座をかいた談合議会となる。今、
市内経済は疲弊が激しい。議員の数や報酬を減らし公開する議会を標榜して、

議会基本条例制定を急いでいる最中である、正副議長選任改革も避けて通れない。
市民が見えやすい形の立候補制に移行しなければ、この流れに逆行する。
これまで、一人会派ということもあり、誰が正副議長になろうと関心がなかったが、
今日は朝から、腑に落ちない話しに促されつつ、議員のあり方について考えさせられた。

 


村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

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