髙橋弘会長(万葉倶楽部)の自伝”わが人生”(55) ー事業の効率化と機械導入。その資金不足に時の氏神現るー

今日は
後楽園ホールで開催される
一力ジム主催の
プロボクシングを観戦する。

観戦メンバーは、
や〜や〜屋の地元の顧客他
都内の居住者を含む10人を
ご招待していることや、

熱海来宮神社夏祭りを
控えていることから、
慰安を兼ねて、
ラーメン屋のスタッフ共々

亀田和稀が出場する、
国内復帰第2戦を
楽しんでくる予定である。

さてそれでは、

髙橋弘会長の自伝、
”わが人生”その(55)を掲載する。

///

ー悩んでいると、
機械の見学に
私を連れてってくれた

三菱製紙代理店の
松谷義弘さんが、

小松照美支配人とともに、
営業がてらにやってきました。

「この間の機械、すごかったね。
あれ、元気が無いね。
心配事でもあるの」

実は・・、と
打ち明けたところ、

松谷さんは小松さんと
何やら相談し、

驚くべき提案をしてくれました。

「ではうちが、100万円融資しましょう」

後で聞いた話では、
松谷さんは私の

「何が何でも欲しいという
情熱に圧倒された」とか。

また

三菱製紙は
印画紙の分野で後発だったため、

シュア拡大の目的もあったのでしょう。

今後も

三菱製紙の印画紙を
使うと云う条件で、
お金を貸してくれたのです。

歯車が音を立て、
急速に回り始めました。

機械を設置するため、

静岡県熱海市伊豆山の
自宅近くに土地を借り、

バラックですが
25坪(約83㎡)の工場を造りました。

(つづく)

 

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

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