今朝、突然の訃報が届いた。
現職の熱海市公営企業部長、
佐藤光俊氏(60)が入院先きの
病院で息を引き取ったことが、
佐藤氏の元同僚から知らされた。
元同僚の話しでは、
佐藤氏は近年
白血病と闘い入退院を
繰り返していたがついに
帰らぬ人となった。と、
声を絞り出した。
佐藤氏の印象は、
真面目を絵に書いたような人物で、
勤務態度は極めて実直で、
何方かと言えば
融通の利かないタイプだった。
役所では、
下水道、水道の各課を経て
公営企業一筋の
プロフェッショナルな職員で、
市民にとっては
頼りになる存在だった。。
小生との思いでの中で
特に忘れられないのが、
今から7年前の、
2011年3月11日に発生した
東日本大震災の時である。
その日のブログを抜粋すれば、
午後2時45分ごろ、
宮城県北部で
震度7を観測する地震があった。
NZクライストチャーチ大地震の
悪夢が覚めやらぬ今日午後、
日本で過去最大級の大地震が
三陸沖を襲い、
地震による建物の倒壊や
大津波による大きな被害は、
太平洋沿岸都市に
大きな爪痕を残したまま、
断続的に続く余震が
追い討ちをかける地獄図が、
繰り返しTV報道されている。
・
大地震が発生した時間に、
小生と、
市の水道温泉課職員二人と、
熱海市泉にある、
桜ヶ丘自治会を訪れていた。
自治会で
会計・温泉施設管理を担当する
O氏宅の玄関先において、
3度の激しい揺れを体感する。
(中略)
・
突然襲ってくる天災を前に、
なす術もなく
立ちすくむ非力さを実感しつつ、
O氏から相談を受けていた、
桜ヶ丘自治会の
水漏れ調査に立ち会った。
町内会と自治会、
管工事業者に対する
不信感の数々等、
多くの資料を提示されながら、
過去20年間の
杜撰と思われる経緯について、
話しを聞くことが出来たが、
同時間に発生した
大地震の影響もあり、
水漏れの原因と、
何が問題となっているのかについては、
当局側の見解を待って報告したい。
佐藤氏の葬儀については
熱海ネット新聞訃報欄を
検索して頂ければ幸である。
と、記録してあった。
その時の写真も掲載しつつ、
故人のご冥福をお祈りしたい。