今日午前中に桜庭寛氏(TAO)と
そのスタッフが来熱し
中央町のレストラン、
”フォーシーズンズ”にて、
市内某置屋の女将さんと面会、
芸妓の見習いさんや
半玉さんの募集に伴う
置屋の活性化案について
意見交換を行った。
行儀作法や踊りに鳴物等の
稽古ごと並びに着付けや
立ち居振る舞いに至るまで
一から取得して
お座敷に出るまでのはかなりの、
授業料と我慢のハードルが
待っているのである。
座持ちの良い一流の
芸妓に仕上がるまでには
厳しい修行が不可欠だという、
女将さんの説明を熱心に
メモったあと見番に案内され、
館内をカメラに納め東京に戻った。
さて、話は昨日に戻る。
昨日は愚息が港区にある、
国際医療福祉大学付属病院の
脳神経外科で”骨棘”の
手術をする日だった。
医学業界では、
神の手を持つと言われる、
専門医が執刀するとはいえ、
親としては一抹の不安もある。
ましてや、13日の金曜日である。
午前6時20分頃だったか、
愛犬に起こされ起床した時間に
呼応するかの用に、
町内のスピーカーを通し、
”広報あたみ”から、
市内和田町で火災発生の
ニュースが流れ、同時に、
分団の消防自動車が
慌ただしくサイレンを鳴らし
火災現場に出動した。
この火災、結果的に
和田町の木造家屋から出火し、
木造2階建て住宅を全焼し、
隣接するアパート2棟の
壁などを焼き 5人が搬送され、
幼い子が一人死亡している。
原因はヒーターの加熱のようで、
火災の起きた近隣には
愚妻の実家や知人の家もあり、
電話で確認するなどして、
午前10時少し前付属病院に入った。
昨夜から病室で待機していた
愚息は既に手術室に入っており、
手術が終わったのは、
午後1時40分を過ぎていた。
専門医に呼ばれ愚息の状態や
退院までのプロセスを聞き、
ほっと肩の力を抜きつつ、
熱海で待っている家族に伝え、
我家にとっての
13日の金曜日は吉と出たのである。