大相撲東京場所観戦思い出あれこれ。(常幸龍の今)

稀勢の里が悲願だった
初優勝を14日目で飾った。

実力も然ることながら
今場所は、

鶴竜、日馬富士、豪栄道の
2横綱1大関が休場し、
ツキも味方したようだ。

あとは、

今日の白鵬戦に勝って
スッキリと日本人横綱の
誕生といきたい所である。

さて、

勝負の世界は非常である。
どんなに実力があろうが
体力で勝るとも、
怪我が原因で運不運が決まる。

入幕から快進撃を続け、
横綱を期待された照ノ富士然り、
琴奨菊に至っては
2場所連続負け越しで、
ついに大関を陥落してしまった。

その他、幕下で取っている
豊の島(元関脇)や
十両で負け越した安美錦など、
怪我と闘っている力士は多い。

そこで、ここ5年間以上、
東京本場所を欠かさず
観てきた中で思い出に残る
特定の有望力士の
今を姿を探ってみたい。

思い起こせば5年前。

2012年初場所13日目、
小生と石森史郎氏が観戦した日
館内を湧かせた新人力士がいた。

石森史郎氏(脚本家)一押しの、

序の口から27連勝中の
「佐久間山」だった。

現在の「常幸龍」である。

その佐久間山の
連勝記録が途絶えたのが

偶然にも小生等が観戦した日だった。

対戦相手はモンゴル出身の
千昇に破れたものの、
幕下優勝を飾りその後は

常幸龍に改名しトントン拍子に
成績を伸ばし初土俵から
僅か20場所で小結に昇進している。

相撲愛好者の石森氏からも、

末は大関横綱と期待された
常幸龍を待っていたのは
膝の怪我だった。(つづく)

(写真は5年前の佐久間山と千昇)

 

 

 

 

 

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

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