豊洲市場移転白紙撤回と”IR型カジノ建設”代替案の可能性について。

ここのところニュースの焦点は、
東京都の築地市場の移転にともなう
豊洲市場の土壌汚染問題。

メディアは責任の所在を巡って
犯人探しに焦点を当てており、
視聴者の一人としても
目が離せない展開となっている。

ただ、結果論だが、

1000億円以上の事業計画への
各会派都議のチェックの甘さに
注目していたが、なぜ議会が

機能しなかったのか?

元地方自治体議員の一人として、
マスコミの追求に期待している。

その他、豊洲移転と汚染問題は
予定入札価格と落札率をあぶり出し、

談合問題と天の声の存在等など
新しい”汚染”問題として見え隠れしている。

こもままでは、

豊洲市場移転事業中止の可能性も
否定できなくなってきたのだが、

こうなると大胆発想だが、
瓢箪から駒、ヒョットして、

築地市場移転問題を白紙に戻し、

豊洲”IR型”カジノ建設案が
現実味を帯びてくるのかどうか、

外野席からジックリと観察したい。

さて、小生も議員時代、

熱海市新庁舎建設をめぐって、
プレハブ式事業主体の過去の体質と
予定価格と落札価格の比率ほか、

旧岡本ホテル跡地買収をめぐる
不透明な諸問題に対して何度も
議会で質問してきたが、結果、

当局の思惑通りとなったのは、
ご案内の通りである。

市税の使徒をチェックする側の
議会議員には様々な利害関係団体を
バックにした各会派議員の事情も
見え隠れしているため、

小生のような一人会派議員は、
的をついた質問をしても、

議会ではほとんどスルーされる。

つまり、議事録には載るものの、
二の矢三の矢が放てず、問題を掘り下げ
当局を追い詰るまでには至らず、

”言うだけ番長”の悲哀を経験してきた。

さて、その熱海市だが、またぞろ、

熱海フォーラム(仮称)整備事業をめぐって、

斎藤市政独走に待ったをかける格好の、

与党会派だが今回も茶番に終わるか、
納税者の一人として注目したい。

 

 

 

 

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

0 Comments
scroll to top