熱海芸妓から誕生した、異色の雑踏警備士に期待する。

さて、昨日の続きである、売れっ子の
現役芸妓さんが女雑踏警備士という、
稀な資格を取得して活躍しているが、

そのキッカケが、なぜか、
”神社”に関係していることは、

小生と平石氏しか知らない。

とまれ、このMさんの願いを

数年前来宮神社先代宮司さんが
存命の頃伊勢神宮参拝途中の
車中で伝えたところ、平石氏から、

試験を受けるのは簡単ではない、
警備会社での実務や資格試験に
備えた勉強が不可欠であり、

芸妓さんの片手までできるような
生易しいものではない、と、
平石氏は否定的な意見だった。

ところがその後も、Mさんは
小生に粘り強くその目的と
やり遂げたいとする強い意思を
平石氏に伝えた続けた。

根負けした平石氏の心を開き
受験手続きへの道を開き、ついには、

現役の芸妓として熱海で初めての
女性の雑踏警備士が誕生した。

あれから数年が経過した現在、
Mさんは市内や都内のイベントを始め、

次々に変わる法改正も視野に
交通誘導の国家資格と雑踏1級と
指導教育責任者の資格取得に励んでいる。

また、Mさん本人から、

東京のビッグイベントに携わる一方、
ご子息も東京の警備会社に就職し、
東京オリンピックに向けて、今後は

親 子で動ける様に何万人もの人が
集まる業務に常に携わり修行し
芸妓としても頑張っていきます、との
素晴らしい報告を受けている。

平石氏の判断と険しい道を切り開いた
Mさんの信念と努力。為せば成る何事も。
このMさんから学ぶべき教訓は多い。

熱海には花火大会を含め大勢の
観客が集まる。こうしたイベントには

安全安心を管理する、Mさんのような、
雑踏警備士の存在は欠かせない。

異色の雑踏警備士Mさんの
今後の活躍に注目していきたい。

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

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