今朝は市内の大学付属病院に定期検査入院していた
恩人を見舞ったが、駐車場のゲイトを潜る直前から、
下段の駐車場まで約20数分を要する大渋滞だった。
昨日大雨を降らせた鉛色の空が再び泣き始める中、
病院職員数人が交通整理をカバーし玄関まで続く
車の列を警備員と共に誘導していた。恩人の病室は
7階の個室だった。顔色も気力も申し分なかった。
眼下に広がる相模湾からは、退院を促すような
ざ〜っ、ざ〜っという潮騒の音が心地よく、
ついつい1時間以上も長居をし、話が弾んだ。
恩人とはここ約40年間、肝胆相照らす中となり、
実の弟のような親身な関係が長く続いている。また、
恩人の実兄は熱海から名古屋に出て成功した、
企業家の一人である。さて、名古屋といえば
昨日、市内の老舗旅館役員と視察した南知多にある
豊浜漁港も愛知県にあり、県下一の水揚げ量を誇り、
観光地としてもハンパない集客を目の当たりにする。
事前に聞いていたとはいえ、水揚げされたばかりの
高鮮度な海の幸がずらりと並ぶ卸売市場と浜焼きの
「豊浜魚ひろば」と「魚太郎」の活気に飲み込まれた。
(つづく)