熱海市議会、新規各常任・特別委員会招集と避難訓練

昨夜のビール祭りでも、予想していたとはいえ来月開票の
熱海市長選候補者二人、現職と対抗馬が相次いで顔を見せ、
双方の直接間接的な支持者同士、背中合わせに座りながら、一見、
平静を装いながらも、水面下での激しい火花を散らしているのが見てとれた。
・・・ 高橋弘会長は
斎藤、田島の両候補とも軽めの挨拶程度で。また、
舞台前のテーブルでは、議会の論客大山伊佐男氏と長い時間をかけ、
音響にかき消されないように、額を突きつけながら、
二つの宿泊施設オーナーとして、また、高額納税者としての、
行政に対するこれまでの不満と、自らの立場を鮮明にし議論していた。
・・・・
今日を含め、あと3日間続くあたみビールファスタは、
熱海市長選を前にした熱い戦いが、売り上げ貢献となれば幸いである。
・・・・さて、一夜明け、
今日は議会内の各常任委員会が招集され、
午後2時からは、地震時等における当局側と我々議員、それに
傍聴者の議場からの避難訓練が実施された。先ず、午前11時、
・・・・・
小生が委員長に指名された、
建設公営企業委員会が開催された。委員会の協議事項。
所管職員の紹介、事務事業にかかる報告とその他の3項目。


各委員からは、都市デザイン室、土地利用対策室を包括する、
建設部まちづくり課に対する、環境破壊と汚染がセットの開発行為への、
当局の煮え切らない弱腰姿勢を追及する等、顔見せ日にしては、
・・・・
斎藤市政のこれまでの行政運営に対する厳しい意見が相次いだ。小生も、
この場の空気を予測して、幹部職員の事業説明を起立のままお願いして、
緊縮財政配分をめぐり緊張感を演出させて頂いた。その他では、
桜井副市長より、新清掃工場建設工事入札談合損害賠償請求事件に対する、
請求額変更の説明が行われ、トータル約50分で閉会する。午後2時からは、
・・・・議員全員が議場に集合して、地元メディアが取材する中、
地震時における議場からの避難訓練が行われた。誘導順序、ヘルメットの不備、
命令系統の不徹底等、初めての訓練で見えてきたものは多い。ただ、

この訓練では、老朽化庁舎と緊急時の避難対応の難しさを鮮明にし
新庁舎建設の正当性を浮き彫りにした。とは、考え過ぎか。先の参院選での、
・・・菅総理の消費税アップ論と同様、各候補が財政難を前に、
新庁舎建設問題を提起することで、市民感情を刺激し、即、
市長選の勝敗を決する政策上の課題としても、成り行きが注目される。

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

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