熱海市議会2月定例会閉幕。(議長挨拶抜粋)

今日で熱海市議会2月定例会が閉幕した。今回も、
起雲閣指定管理委託に関する議案に対してスンナリと
当局の上程議案(一般会計予算)が採決されず、
修正案が賛成多数で可決された。この問題は起雲閣の

管理委託料に関して年度途中の運営資金不足に備え
熱海市サイドは791万余円を予備費に組み込んだが、

当初予算は一切の収入・支出をを全て歳入・歳出に
編入するのが大原則」として総務福祉教育委員会において、

業務委託費(803万9000円)に予備費(791万 2000円)を
加えて業務委託料を1595万円1000円に明確化する

一部修正案を提出、採決では賛成6、反対1の
賛成多数で可決。今日の本会議でも可決した。さて、

今日は来月の統一地方選を控え、議長が挨拶に立ち
市議会4年間を総括したので抜粋してご紹介する。

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ー顧みますと、私どもが平成23年5月、市民の皆様の
信託を受けて市政に参画させていただいてから、
早くも4年の歳月が流れました。この間、

サブプライムローン問題が引き金となった、
リーマンショックによる世界的な景気の下落低迷、
また政権与党が自民党から民主党に交代するなど、

国内外において、社会経済環境を大きく揺るがす
出来事が数多く発生いたしました。これらは熱海市にも

大きな影響を与え、一丸となって、
行財政改革を進めてはいるものの、今なお、

その影響にあえぎ、熱海市が置かれている現状は、
非常に厳しいことはいうまでもありません。

このような状況下にあって、私どもはその立場から、
本会議場において、また委員会等の場において、時には

施策を厳しく批判しその執行を監視してまいりました。

その時々の議論は、市長さんをはじめ
当局の皆さんにとって、時により非常に
酷なものであったかもしれませんが、これも

熱海をなんとかしなければならないと思い、また
市民の福祉・生活向上を実現したいと考えてのもので、
向かう目標は異なっていないと思っております。

しかし、お互いが研鑽を積み、切磋琢磨しながら
同じ目標に向かい課題解決のため努力を重ねましたが、
現実は大変厳しいものがございました。今、議員の

任期満了を目前に控え、解決しなければならない、
多くの問題が残されている本市の行政や市内経済に
思いをめぐらすとき、私どもに課せられた
責務の重大さを痛感するとともに、
一議員として謙虚に反省するものがあります。さて、

来る4月26日の統一地方選挙において我々は
改選を迎えるわけでございます。今回、我々議員自らが
厳しい社会経済状況を踏まえ、率先垂範して

身を切ることが大事と考え、議員定数を2名削減し
15名にすることにいたしました。議員各位にはどうか

くれぐれもご自愛・ご自重のうえ奮闘され、
明るく正しい選挙運動のもと、みごとに当選の栄を
勝ち得られ、再び本会議場で相まみえますことを、
衷心より念願いたす次第であります。終わりにあたりまして、

昨年3月議長に就任以来、議長職を大過なく
全うさせていただきましたことは、ひとえに議員各位、
市長をはじめ理事者の皆様方の温かいご支援の賜であり、
副議長とともに心から感謝申し上げ任期最後の
定例会に際しての、議長の挨拶とさせていただきます。
ありがとうございましたー

議長挨拶

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

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