今朝の観光港芝生広場には長花海浜公園に続いて
熱海ヒストリカGPのクラシックカーが集結展示され
市内外から大勢のファンを集め、ファンの一人として、
愛犬との定番散歩に便乗した、最高の目の保養となった、
確かに、かつて謳われた”東洋のモナコ”を彷彿とさせ、
斎藤市長が所信表明の中で小鼻をふくらませた、
ー熱 海は今、上げ潮にありますーを感じさせた、
・・・ 所信表明 ・・・(2)
ー財政再建からスタートし、大型建設プロジェクトの完成、
若者を中心とした来遊客増、新たな民間投資案件の着工など、
熱海は着実 に良い方向に向かっております。
ここで少しでも気を緩めれば、熱海はすぐに元に戻ります。
そして全国の多くの自治体と同じように
長期的に衰退して ゆく可能性があります。その意味で
熱海は今、正念場を迎えているといえます。
齊藤市政の三期目は、これまでの一期目、二期目の
単なる延長ではありません。 変わりつつある熱海を
さらに加速させ、圧倒的な熱海、平成における
温泉観光地の横綱としての熱海をつくってまいります。
同 時に観光・商業振興で稼いだ原資を活用して、
これまで以上に福祉や教育などを充実させ、
市民の皆様の暮らしの豊かさに主眼を置いた
「住まうまち熱海づく り」を進めてまいります。
この「住まうまち熱海づくり」は、これまでの二期8年間、
まず財政再建、次に観光振興が優先される中で、
やりたくてもやれない分 野でした。三期目となった今、
市民の皆様の暮らしを豊かにするというテーマに対して
本格的に取り組んでまいります。以上申し上げた
新しい熱海、「新生熱海」の実現が、今後4年間で
私が取り組む基本的な政策方針であり、
その具体的内容については、次のとおりであります。
第1の柱「日本でナンバー1の温泉観光地づくり」
第1の柱は「日本でナンバー1の温泉観光地づくり」です。
2020年の東京五輪を念頭に、
シティプロモーションを更に強化しながら、
観光まちづくりと経済活性化に取り組んでまいります。
ま ず大切なのは、熱海の歴史や文化を活かした
「本物」の地域資源を活かしていくことです。
これまでも明治時代に政財界の要人や文人墨客の
保養地として発展し た熱海のシンボルである
梅園の再整備や市道伊豆山神社参道線の階段の
修繕などに取り組んでまいりました。今後も、
熱海の歴史・文化を活かした街並みや拠点 の
再整備に取り組んでまいります。次に、
市内遊休地・遊休施設への民間投資の促進に
今まで以上に取り 組 みます。現在、
◎JR熱海駅舎・駅ビルの着工、
◎駅前高層マンションの建設再開をはじめ、
市内で様々な民間投資が動き出そうとしております。
この動きを加速で きるよう、本市の誘致活動を
さらに活性化させるとともに、
★規制の見直しについても検討を進めてまいります。
商業活性化については、熱海ブランドの確立や
A-biz(熱海市チャレンジ応援センター)による
相談などを行い、商品開発やPRなどで頑張る
事業者を支援す るとともに、約1万件の
別荘等所有者の皆さんへの積極的な情報発信などにより、
来訪頻度や市内消費の拡大に取り組みます。
観光まちづくりの実現には、市民や産業界の皆さんと
行政がそれぞれの得意分野で役割を担いながら、同時に
しっかりと連携をしていく官民協働の体制が必要です。
市内観光協会、連合会等の体制や方針を再確認した上で、
官民による観光まちづくり組織の設立を目指していきます。
最後に、補助制度によって旅館・ホテルの
耐震化を促進するとともに、耐震化計画を策定して
順次橋などの耐震化に取り組み、観光客と
市民の皆様の生命と安全を確保してまいります。