連休明けの月曜日、今日は午前11時より熱海芸妓見番歌舞練場にて、
「第25回熱海をどり」が開幕した。GW熱海温泉ならではのこの伝統文化、
熱海見番改修記念(平成2年)を機に誕生し、今や日本の花柳界では
都おどり(京都)や東をどり(東京)と並び称されるイベントとなった。
今日は開演前から会場付近は市内外の来場者がごった返す盛況となった。また、
舞台は若手芸妓が多く登場し、これまでの若手育成の課題がウソのように、
熱海芸妓置屋連合組合の層の厚さを見せつける華やいだ雰囲気に包まれた。さて、
熱海市は今日、旧岡本ホテルの売買契約が完了したことを正式に公表した。
土地所有者である株式会社エンゼル(東京都千代田区、安藤敏幸社長)と
約3100平方メートルの同跡地の売買契約を締結。購入額は既報の通り、
3億7500万円。5月9日までに手付金3750万円を支払い、
残りの3億3750万円をを6月30日までに支払う予定とした。また、
熱海市は所有権移転後、同跡地を当面の間、駐車場として使い、その後、
平成29年度中の供用開始を目指し、現在、市民ホールや図書館などの
建設を検討する方針である。小生、当該地の購入に関してはこれまで、
本会議を通して実勢価格より高値購入に異論を挟んできたのも、
業者の意のままに従う当局の姿勢とその背景、かつ、年々悪化する
収納率の現状から血税のムダな垂れ流しを少しでも阻止したいがため。また、
小生の過去のブログに、旧岡本ホテル跡地購入への布石とも思える、
株式会社エンゼル関係者とそのコンサルによる、熱海活性化への一つの
イベント計画に関するレクチャーを受けていた。この講習会には、
小生を含む他の会派議員6名が参加し、耳を傾けていたのである。