今夜のボクシングWタイトルマッチ、ミニマム級は
王者宮崎が早々とKOで勝利し、続くライトフライ級では
井岡が9回、キッチリKO勝して期待に応えた。という、イントロから、
今日も昨日に引き続いて22年前の、WBA世界フライ級タイトルマッチと、
熱海温泉にまつわる思い出写真館を公開したい。昨日登場した
長嶋さんが観戦した、レパード玉熊2度目の防衛戦(対エルビス・アルバレス)。
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この試合より約一ヶ月と少し前、玉熊選手は
熱海市内でキャンプを張っていたのである。(旧つるやホテル宿泊)
トレーニングの傍ら、当時の熱海市長(内田滋氏)を表敬訪問し、
チャンピオンベルトを披露した。また、キャンプを通して
気さくに多くの市民と親睦を深めたのが印象深い。また、
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このキャンプ実現の裏にはホテル関係者を含めた青森県繋がりがあった。
玉熊選手は青森県出身のボクサーとしては初の世界王者で、所属する
国際ジム(高橋会長)の青森県出身の女性トレーナーが、
ホテル関係者の誘致で熱海キャンププランが実現した。しかし、
残念ながら期待空しく、長嶋さんも観戦した2度目の防衛戦では
12回判定負けで涙をのんだ。王座陥落した後の玉熊選手については
ネット検索して頂ければ幸いである。地方出身者の絆を重んじ、
世界の頂点に立った無口なファイターは現在、
ジムを開設しながらメディアを中心に多方面で活躍している。