ソウル(韓国)はデジタルサイネージ王国だ。昼も夜も大小の電飾看板が
街路にビルの壁面や屋上にはいうまでもなく、地下ショッピング街や地下鉄構内
チケットの販売や施設案内に至まで種々雑多数多くの韓国企業がデジタルサイネージに
特徴ある商品コンテンツを配信していた。また最先端のデジタルサイネージと注目の
透明ディスプレイに関しては未だ一般的には普及していないようで、2日間訪れた、
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2012韓国国際サイン・デザイン展会場出展のベンチャー企業やソウル市江南区にある
サムスンビルショールームなどでしか見ることはできなかった。実用化までに
もう少し時間がかかりそうである。と、いうことから、既に実用化している、
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揚東起氏(PRP社長)が開発した透明ディスプレイには筐体のLEDに特殊加工が施されており、
同業他社の開発力が追いついていないことが視察によって確認された。そこで、
透明ディスプレイについて説明する前に、デジタルサイネージに関して来春から
熱海市内2カ所に設置する予定でもありデジタルサイネージについて改めて説明する。
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デジタルサイネージとは、
ー電子看板のことで、表示と通信にデジタル技術を活用して平面ディスプレや
プロジェクターなどによって映像や情報を表示する広告媒体である。
デジタル通信でいつも受信が可能で、内臓記憶装置に
多数の表示情報を保持することで必要ならば秒単位で表示内容を切り替えたり
動画表示を行うことなど、多様な映像広告を展開することができるーそして、
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屋外ディスプレイは。サムスンの液晶パネルが世界初という。これまで、
通常のディスプレィの明るさは250カンデラでしかなかったのだが、
サムスンは700〜1500カンデラの液晶パネルを創った。ただし、液晶パネルは
熱を発生し屋外で利用すると画面に結露が出て黒くなり実用的ではなかった。そこで、
楊東起氏はサムスンのディスプレイを分解し熱を下げることに成功する。それは、
屋外で使用できるような筐体を開発し、筐体内で温度を下げることに成功したからである。
今から9年前のことである。この方式のデジタルサイネージは現在でも、
赤坂商店街にPanasonicブランドとしてコンテンツを配信し続けている。(つづく)