熱海温泉病院運営法人の介護給付金5億円不正請求事件、返還金請求は雀の涙で決着か?

今、新幹線の中。小田原駅を出たばかりだ。これから羽田から釧路に向かう。明日、母校(釧路湖陵高等学校)の100周年記念が開催される。
昨年できなかった墓参も兼ねての帰省である。一昨日出席した

叱咤激励する会のご当人、鈴木宗男氏もかつては釧路を地盤としていた。ただ、
その釧路も燃料関係を生業としている親友(釧路石炭社長)にいわせると、地盤は地盤でも、
釧路の経済的地盤は沈下の一途だと、嘆いているが、
釧路は阿寒国立公園を抱える観光地でもあり、海産物の発信地としても全国的に顧客は多い。
帰省したついでに、どのような観光振興対策を講じているのか参考としたいもの。さて、新横浜駅に着いた。今日は、

熱海市議会9月定例会での小生の質問に対する当局の答えを掲載する。では、

熱海温泉病院介護給付金5億円不正受給事件の返還金請求について、

-市民福祉部長答弁-

私からは、熱海温泉病院の不正受給問題について、の質問に答弁いたします。

医療法人社団翔健会熱海温泉病院が犯した介護給付費不正請求事件については、
悪質で看過できる事案ではありませんが、
6月議会で答弁したとおり市として告訴しないことを決めており、
この決定は現在も変わっておりません。告訴する場合は、

法人や個人を対象とするわけですが、告訴をしない市の判断の理由としては、
許認可権のある静岡県が組織ぐるみで無く、
法人が不正を認めている状況等の理由で告訴をしないこと、また
前理事長、前事務長についても、法人の債務の連帯保証をしており、
自己破産の手続きが開始されている状況であること、
同種の事例で保険者が告訴した事例も県内では無いこと等により、
顧問弁護士とも協議を行い決定いたしました。

市の責務としては、精算する法人に対して有する債権の回収を
最大限、図ることだと考え、法に則り最大限の努力を尽くして、
現在債権の回収を行っているところでございます。なお、

債権の回収額につきましては、法人の精算が平成25年1月には
完了する旨の回答が第2回債権者集会において説明がありましたので、
平成24年度決算において明らかにできると考えております。以上です。

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

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