浜岡原発に関する研修会。熱海に及ぼす被爆の影を検証する。

今夜は市内の”とある病院”の事務方に誘われて夕食を供にする。
熱海市にとっても有意義で中身の濃いひと時を過ごす。内容については
今のところ、病院を絡めた定住人口増加策とだけしか言えないが、何れにしても,
熱海の病院施設に外から若い人たちを集まってくるような、
院外サークルに関する意見交換等で盛り上がった。食事後、
事務所に戻り明日の上京に備え資料整理をする。さて今朝は、

金海環境株式会社代理人お二人が田邊副市長を訪問する。用件は、
買収した旧パサニアホテルの家屋評価に関する話し合いだった。小生は、
要点を説明して控室に戻り、熱海ブランドを所管とする観光課職員と、
認定受け付けに関する商工会議所担当職員への不信感を幾つか並べて
責任者と話し合いたい旨依頼する。ところが、肝心の専務や担当職員は今日から、
市長と共に、ポルトガルへの友好親善視察へと飛び立ったというのだ。
あんぐり口を開けつつ、帰国を待って疑問点をぶつける事にする。

午後5時32分、高橋弘会長から電話が入った。
故小林良司氏(アドネット)の葬儀への御礼だった。聞けば、
高橋会長、昨夜の通夜から、今日の朝10時の出棺から火葬場、
その後の告別式での弔辞まで、付きっりだったというではないか。
ー高橋会長、ごくろうさまでしたー また、昨夜も葬祭場となった

「福泉寺」(熱海市泉)には、大勢の弔問客が駆けつけ冥福を祈る。
ー小林良司さん。会長に見送られ安らかにお眠り下さいーその他、昨日は、

熱海市議会主催による研修会が開かれた。研修内容は

「浜岡原発は本当に大丈夫でしょうか?」と題して。
渡辺敦雄氏(NPO法人APSUT事務局長)の講演が行われた。渡辺氏は、
東大を卒業後、東芝に入社。原子力事業部に配属となり、
福島第1原子力発電所3・5号機、女川原子力発電所1号機、

浜岡原子力発電所1・2・3号機の基本設計を担当、環境技術部長など歴任、
05年から昨年3月まで、沼津高専物質工学科特認教授、
2009年には沼津消費者協会顧問、2012年にAPASU事務局長に。

講演内容については後日詳しく報告するが、渡辺氏からは
原発事故の恐怖が次々と明らかにされた。先ず知りたかったのが、

◎熱海にどんな影響を及ぼしたのか。
◎熱海市民が被爆しているかどうか。(内部被爆と外部被爆について)
◎放射線量を吸収する食べ物とは。等だった。それを含め講習は、

「伝えられなかった正しい情報」「危機管理の鉄則」「対立する低放射線被爆理論」
「今までの原子炉設計哲学が全て破綻」(福島原発)したこと。
「細胞分裂」「DNAの複製」「浜岡原発の特殊性、構造上の問題、H断層について」
「日本周辺のプレート構造」「想定地震域」他についてで、有意義な内容となった。

 


村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

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