熱海のスナック「釜山」新規オープン

昨日、熱海市が発注する大型公共事業、熱海中学校校舎改築工事関連事業と
新消防庁舎建設工事に関する改札が行われた。何れの事業も
地元建設業者の共同企業体が事業を振り分けて落札している。因に、
新消防庁舎建設工事の予定価格は11億2185万1500円で、
落札価格は10億6843万円だった。ただ、地元業者の落札に異論はないが、

小生の不満はただ一つ、税収ががた落ちしている状況下、今やるべき事は、
新庁舎建設より経済対策を優先すべきと考えるからだ。昨年の選挙戦を通じ、

庁舎と東海岸町(旧つるやホテル跡地)の商業施設との併設を提言してきた。
津波対策は遠くより高いところへ避難。熱海駅舎の新築計画と周辺商店街への
負の影響等を考慮しつつ、東海岸町商業施設への庁舎移転による、
その経済波及効果について主張してきた。ただ、多くの賛同を得たものの、
首長の裁量権には敵わず、昨日の結果となった。また、

安売りホテルが次々と誕生しても、熱海温泉の地盤沈下に歯止めはかからない。
飲み,食べ放題では宿泊者がまちに出ても金は落ちない。デフレスパイラルに、
まち中は気息奄々状態が続いている。そんな暗闇状態を彷徨い続けているのは、
小生の家業とて同じ事。そこから脱出しようと、あの手この手と
無い知恵を絞りつつ、何とか土俵際で踏みとどまっていられるのは、
熱海に骨を埋める覚悟があるからだ。昨年の3;11以降、

日本は原発事故汚染や迫る来る大震災への危機感だけでなく、
深刻な経済危機を前にして、暗澹の海を漂っている。そんな自治体の中にあって、

熱海市が優位なところは、空気と温泉、水と景観に恵まれていることだ。
その環境をアピールし今後、医と文化、芸術等の価値観を共有できる人々への、
”ノアの方舟”となるべく生活環境を整備して。早期人口増加策を主張したい。

為政者の上辺の笑顔と裏腹に起債が膨らむ熱海市の財政。
我が子我が孫にツケを残するは看過できないものの、今回の落札状況から推察すれば、
首長に対する建設業界の信頼感は不動となり、双方、メデタシめでたし。

めでたしメデタシと云えば、これまで丸源ビル1階で親しまれてきた
スナック「釜山」が先頃、中央町むさし(蕎麦)近くの旧スナック豊島跡に移り、
リニューアル開店のお披露目をした。ママのアヤさんはご覧の通りのチマチョゴリ。
これまで以上にご贔屓をと笑顔を振る舞い、めでたしメデタシと相成った。

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

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