先日、山岸スタジオを訪問した際、山岸先生と話しているうちに、
ヒョンなことからオタクの専門誌(Cure)を手に取った。そこで初めて
コスプレ(コスチューム・プレイ)が和製英語だと理解する。にしても、最近は
マンガやアニメやゲームに登場するキャラクターに扮する愛好者が急増している。
ゴスロリがゴシックとロリーターファッションというのは、過日、
浅川順氏から原宿の専門店を案内された際、説明を受けたが、
コスプレと仮装の違いをよく理解できないでいる間に、このジャンルから派生した
ゴスロリファッションを含めたコミックマーケッや同人誌即売会、
コスプレイベントその他ビジュアル系バンドのLIVE会場には
多くの愛好者が詰めかけ活況を呈しているようだ。一昨年になるだろうか、実は、
熱海にオタク層を取り組む、観光イベント事業を計画したことがある。
とっかかりは、塩野靖氏(旅行代理店スカイパートナー社長)が持ち込んで来た。速、
秋葉原に飛んでイベント事業関連会社の役員と面談してその構想を受け取っていた。
その際には参考資料として茨城県水戸市で開催された
「コみケッとスペシャル5in水戸」と題したコミケイベント(2010年3月21〜22日)の
詳しい資料には、参加サークル数1500、入場者が2日間で約31000人を集め、
地元企業とコミケ作家のコラボレーション商品として、
水戸にちなんだ、納豆や黄門さんの地方ブランドを商品化し
飛ぶように売れた実施概要報告書も添付されていた。しかし昨年は、
3:11に始まり地方統一選挙など大震災の影響や選挙の洗礼を受けるなどして、
熱海での実施に関してはペンディングにしたままだった。ただ、
今年度は、平成の金色夜叉をテーマとした、
日本(映画・TV)ストーリーデザイン大賞募集ジャンルの中には
マンガ、アニメ、ゲーム等のエンターテイメント作品のあらすじ募集が入っており、
当然、貫一お宮のコスプレがあって然るべきとは、審査を担当して頂く
デジタルハリウッド大学や尚美学院大学大学院のセンセイたちのご意見である。
そうした背景や、募集した作品の中から、携帯アプリ開発に取り入れる予定の
AR(拡張現実)にも貫一お宮は不可欠であり、それに因んだ、
コスプレ、ゴスロリを取り込んだイベントを再検討していた最中の
山岸スタジオへの訪問だった。そして今日、市内のとある喫茶店の
経営者ご夫妻から見せて頂いたのが、京都旅行した際に、東映太秦撮影所にて、
殿と姫に扮したお二人のコスプレ写真に誘発されての、今日のタイトルとなった。また、
AR(拡張現実)やコミケによる熱海集客計画の概要など、今後、
順を追ってご紹介する予定である。