熱海市は誘客PRツールとして、デジタルサイネージ等ICT分野についてどのように捉えているか?

熱海市の定期人事異動が発令された。今回の異動対象者は186人。
市の方針では財政健全化を目的とした人件費の抑制、業務委託の推進等で
職員数の削減を進めながら、適材適所の配置に務めたようだ。

総務部と財政部の連携による政策立案、健康と子育て、学校教育や
静岡県との人事交流等、リニューアル熱海に向っての、
文言上の真新しさや意気込みを感じさせるものの、果たして、
駒は思惑通りに動いてくれるのだろうか、上下関係の軋轢や
仕事上のプレッシャーから鬱に逃げ込む職員が出ないことを祈りたい。

さて、今日は午前中に控室に入る。今回の人事で、観光経済部トップの重責を担う
渡辺新部長と秋田課長、その他、上西建設課長や若手職員を招いて、これまで
常任委員会で進めてきた所管案件に対する今後の方針を確認する。また、

渡辺部長には先の3月定例会での質問要旨について、
新生(リニューアル)熱海には不可欠との意を込めて再確認する。

ー若者の集まる街「熱海」をめざし、国・県の補助制度を活用して、
地域密着アニメの制作やソーシュルゲーム開発、
デジタルサイネージを活用したPR戦略、
携帯アプリ開発に予算を計上すべきでは、と考えるがいかがかー

ーホテルもイベント会場も閑古鳥が鳴いているから、
よそより便宜をはかるので、来て下さいーでは相手になめられたままです。

「そこに人が集まる場所だから是非イベントも開かせて下さい」と
主催者から頼みこまれるという構図でないと、
本当の観光地の活性化にはならないと思います。熱海エリアの魅力を

もう一度新しい視点から見直し、早急に集客の改善をしなければなりません。

熱海には、ハウステンボスが2年で黒字回復した実例に負けない戦略が
絶対にあるはずだと、信じています。理由は、熱海は他の観光地と違い、

貫一お宮が引っ張ってきた黄金時代を誇った観光地であります。
潜在能力はあるわけですから。そこで私が提案するのが、
Googleマップのストリートビューを使って、熱海でも最新の
デジタルサイネージなどの情報インフラの整備ができないかですー

この質問に回答した渡辺観光経済部参事(当時)は、

ー私からは、若者の集まる街への施策について、お答えします。
平成22年に熱海を題材に開発された「ラブプラス+」は、
マスコミにも取り上げられ、多くの若者が集まり、
予想外の特需を生んだことは、ご案内のとおりであります。

議員ご指摘の、デジタルサイネージなどICT分野には、
若者を中心に、多くの愛好者がおり、成長産業のひとつとなっております。

熱海をPRする手段として、また誘客ツールとして、
先進性も十分であると思われますので、
国県の助成制度や導入事例を研究してまいりたいと考えておりますーさて、

渡辺新任部長の今後の取り組みやいかに、期待度大の昇任である。

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

0 Comments
scroll to top