高橋弘会長(万葉倶楽部)と友人の還暦を祝福する。

今晩は高橋弘会長(万葉倶楽部)と友人の還暦に顔をだす。来賓には
元プロ野球選手の大宮龍雄氏や元大リーガーテキサスレンジャーズの
福森和男氏(何れも詳細はWikipedia参照)、その他、
故藤田まこと主演のTVドラマはぐれ刑事純情編では娘役を。
現在歌手として活躍中の松岡由美さん等多数お祝いに駆けつけた。

詳しい事は省くが、結論を急ぐと、
宴会時間2時間30分があっという間に過ぎるほどの大盛況だった。
友人の旅館に集った来賓や地元業者、芸妓さんから笑いが絶えず、つまり、
これぞ、熱海の宴会だ!、という、盛沢山の趣向を凝らして酔わせた。

さて、今日のテーマは還暦祝いではなく、入湯税について話したい。
と、いうのも、既報のように「高橋弘」会長が、
ウエルシティ湯河原(泉)の隣地に温浴施設を新築している。その他、

熱海市内の既存のホテル・旅館が日帰り客獲得を視野に
温浴休憩に力を入れてきた。例を挙げると、熱海Kホテル、K◎R他、
温浴休憩プラス食事をセットにした宿泊施設が急増してる。そこで、
質問されるのが入湯税の詳細についてである。

そこで今日は、目的税(入湯税)の仕組みについて説明しよう。

◎入湯税の課税免除の基本的な考え方について 地方税法701条では、
温泉への入浴にはすべて入湯税が課税されると規定されている。
しかし、たとえ鉱泉浴場への入湯であっても、
庶民の銭湯への入浴には入湯税は課税すべきではない。
そのため熱海市の課税免除規定を条例で規定している。

 (1) 年齢12歳未満の者

※人的に課税免除であるので、どのような鉱泉浴場に入湯しても課税免除。

(2) 共同浴場又は一般公衆浴場に入湯する者

※共同浴場は、独身寮や社宅、学生寮に設置された鉱泉浴場(自宅の風呂)

(3) 学校の修学旅行の児童、生徒又は学級生

※学校の修学旅行の児童、生徒、学生のため
行事に参加した児童、生徒、学生だけ

 (4) 常時研修を目的とする施設において鉱泉浴場を利用するもの

5) 主として保健指導を目的とする保健指導所において
強制的かつ集団的に保健指導を行う場合で鉱泉浴場を利用するもの  

6) 公の施設で、健康の増進を目的とした施設の鉱泉浴場を利用するもの

7) 老人ホームにおいて長期入所者で鉱泉浴場を利用するもの

※共同浴場と同一の考え方。

(5) 利用料金が1,000円以下の鉱泉浴場を利用するもの

「利用料金が1,000円以下の鉱泉浴場」

B 「利用料金が1,000円以下で鉱泉浴場を利用するもの」
(熱海市では、旅館ホテルでも利用料金(日帰り入浴等)
千円以下であれば課税免除。

「利用料金」とは何をさしているのか。

・昭和53年4月21日自治市第30号自治省税務局長通知では「利用料金とは、
入場料、休憩料、入湯料等名称の如何に拘わらず、当該施設の利用に関して
支払われるべき料金をいうものであること。」と示されている。

熱海市の現状の運用は、鉱泉浴場への入浴券の金額
(その他付加サービスが一体となって販売されている場合は
その金額で判断)で判断を行っている。

例1 入浴券(利用券)として千円以下の利用料金は課税免除。

例2 入浴券(利用券)として2千円の利用料金は課税。
(入浴料900円+休憩料1,100円の内訳との理由は認めていない)

例3 入浴券(利用券)として3千円の利用料金は課税。
(入浴料900円+休憩料1,100円+食事料1000円の内訳との理由は認めていない)

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

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