辛坊治郎氏のニュースの裏を読む。静岡県市町議会議員研修会講演。

今朝は静岡市内(グランシップ)にて議員研修があった。
静岡県市議会議長会並びに静岡県町村議会議長会が主催したもので、
熱海市議会からは梅原、川口正副議長を始め
米山、金子、高橋、藤曲、杉山、蛭川、越村の各議員と小生、プラス、
議会事務局から井上、梅沢両職員が随行した。講演内容は



「ニュースの裏を読む」「報道の現場から」「報道現場から観る人権」
「メディアのミカタ」「情報社会の落とし穴」をテーマに、
ウイークアップ!プラスで見せるメインキャスターそのままの、
軽妙洒脱、辛口で滑舌爽やかに約1時間半、
会場に詰めかけた県下の市町村議員を前に講演した。辛坊氏、

噂された大阪市長選挙立候補については、
橋下大阪知事を引き合いにだし、自ら出馬を否定した上で、
橋下徹知事の大胆な財政改革を評価した。
前太田知事が予算編成した後の2月に知事に就任し、即、
予算執行を止め、赤字財政解消に着手した。これまで

国や地方議会では議決された予算は一円でも修正しないのが慣例だが、
橋下知事は4ヶ月の暫定予算を組み、
職員の給与と退職金の大幅なコストカットを断行した。この結果、
初年度で約1100億円をカットし、4年間で財政を黒字に変えたと、
その手腕を高く評価した。その他大阪に5つあったオーケストラを廃止した。
首を切った楽団員には、運営財団が保有する20億円を充てるよう配慮するなど、
橋下知事は次の選挙を考えずに、
何時刺されても良いと云う覚悟を持った政治家だが、
辛坊氏は人に愛されたいので選挙には出ない。と、笑いをとった。また、

最近のメディアの傾向について触れ、この10年間は
一方通行の報道が多く信用できないし、
政治評論家は何を言っても当たらなくなったと嘆き、一方で、
菅首相となでしこジャパンとのエピソードを面白おかしく披露した。確かに、
菅さんはテレビを前に、
なでしこジャパンからねばりと勇気をもらったと持ち上げた。が、裏では、
なでしこジャパンは俺に勇気を見習った。と話し、会場を笑いに包んだ。この他、
気の流れが人間の運命を変えることや、言葉の大切さ
公債特例法案をめぐる民主党と自民公明との攻防をチキンレースに例え、
いずれ自公がハンドルを切ってしまい、法案は成立すると読み、その他、
アメリカの債務超過の原因や、日本と中国の国税収入について講演、
小生にとっては意義のある研修会となった。帰宅後、

来宮神社社務所にてこがし祭り当番町内会と関係者による
直会が開催され、途中、停電になるハプニングがあったが、駆付けた、
梅原市議会議長の当意即妙な挨拶が会場を明るくした。

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

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