熱海市副市長に、経済産業省若手キャリア内定で、新しい熱海創造への期待!

どうやら、決まったようだ。何って?、つまり、
懸案事項だった熱海市の副市長人事についてである。既報の通り、

今朝午前11時から、市長応接室に市議会会派代表者が集まった。
応接室の円卓テーブルには、平成23年度一般会計歳出歳入予算案と
プラン提示額が記された比較一覧表が並べられていた。今日の代表者会議は

熱海市議会3月定例会を視野に、来週月曜日(14日)から始まる、
各会派に対する上程議案を審議する政調会を前に、斉藤市長から、
予算案と副市長人事案件に関する事前説明が行われた。内容をかいつまめば、



一般会計予算額(案)は、17,810,000円。歳入歳出科目については、
政調会を通して報告していくが、今日のトピックスは、何と云っても、
副市長人事に関す情報公開だった。斉藤市長はこれまで、
財政の健全化と第四次熱海市総合計画具現化を視野に、熱海市を
都市再生のモデルとしたいと、コメントしてきた。そのためには、

地域経済活性化振興策(産業振興)を柱として、
今の熱海に何が必要かについて模索してきたが、第2次斉藤市政誕生を機に
知名度の高い熱海を、”日本の熱海”、都市再生のモデルとして
企画、立案、実行させるために不可欠な副市長人事に、国とのパイプ役を兼ねて、

国家公務員試験1種合格者で、現在、経済産業省に所属する、
30代若手キャリア官僚に白羽の矢を立てたようだ。市長は、
中期の視点に立った熱海市の産業振興として、国の金も使いながら

網代魚市場に産地市場、物販機能を持たせ、熱海観光港芝生広場への企業誘致、
現在進行形の熱海発の温泉イノベーション(熱海市HPより抜粋)

ー熱海の原動力である温泉を核に、熱海市域に存在する様々な資源を、
行政、企業・団体、大学・研究機関との産学官連携や企業連携に活用し、
地域活性化 を目指すものです。熱海市からは
「熱海らしい資源とフィールド、ブランド力」を提供し、
企業や大学は専門知識やノウハウを提供して共同で事業展開を行なう ことで、
それぞれが成果を共有しながら、地域発展につなげることを目標とした戦略です。
「温泉イノベーション」における「温泉」とは、温泉そのものだけで はなく、
温泉によってもたらされた歴史や文化、食材などまで幅広く捉えたもので、
熱海ならではの多様な事業創出の可能性も含めていますー
(熱海市HPより抜粋)の、具現化を急ぐ、副市長人事構想を披露した。ただ、市長は、

副市長候補者の名前に関しては、今は明かせないとし、課題は就任時期にあるとし、
国会会期中の就任は困難で、早くても7月一日になると同意を求めた。さらに、
教育長人事にも触れ、3月31日の任期満了を前に人選調整中であると、付け加えた。

う〜ん。である。これまで副市長人事については、ハッキリ言って、
職員抜擢案や民間人登用説等、熱海再生とはほど遠い憶測に翻弄されてきたが、
今日の市長案を聞いたことで、”熱海再生”という十年一日の如きコピーは消え、
市民にとっては、”新しい熱海”の誕生を予感させるビッグニュースとなった。

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

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