今朝は、愛犬ふ〜との散歩の前に伊豆山幼稚園を訪問する。孫娘の卒園前の
学芸発表会をカメラに収め、ふ〜と熱海観光港芝生広場を一周したあと、役所に入る。
午後からは、7月から実施予定の水道料金の平均4%値上げを不服として、
市長や市議会議長に対して、各観光団体関係者の陳情にお付き合いする。平成23年度の、
・
水道予算の予算規模は、約28億2700万円。事業収益は19億300万円。
ここ数年の基幹産業の落ち込みによる宿泊施設の休廃業や倒産による、
有収水量の減量により、水道料金収入を前年度対比で、
3500万円減の18億5100万円に下方修正している。7月からの4%値上げによる、
増加分については、今議会で議決されたと仮定して、
6月議会の補正で対応する事になる。その他、人件費のコストカットで、
7000万円程減額した事で、約1億4500万円程の純利益を見込んでいるが、
・
約40年間使用してきた、給水管等の取り替え工事や施設改築費として、
8億2900万円を計上している。財源は借金。手当は企業債と国庫補助で、
約4億円手当する予定である。滞納、不能欠損による借金(市債)。年間
8億円以上もの県水受給費等々、熱海市の水道事業(だけでなく)を取り巻く環境は、
悪化の一途である。喫緊の課題である、給水管取り替え工事も重なり、議会は、
水道料金の値上げ、止むなし、という、苦しい選択肢を迫られそうである。
・
・
県水減量と値下げによる水道料金の安定供給との、陳情もあったが、
その値下げ分がこれまでの借金返済に回される等、水道料金に即、
ハネかぇってくる保証は何処にもなく、小生の判断だが、
定住人口を5万人に増やす政策以外、料金値上げはこの先も続く可能性は否定できない。また、
・
市長は、滞納整理について不本意ではあるが、名前の公表等で対応して行きたいと
決意の程を見せたものの、これまで小生、基幹産業の倒産予知として、いの一番に、
水道料金の滞納額を判断材料としてきた手前、滞納を公表する事で、
従業員や出入り業者に動揺を与えないか、慎重な判断を要望した。