今日は、午後3時50分新大阪駅発のこだま号にて熱海に戻る。午後1時過ぎに、
なんばの総合企画会社「雅フォンド」を訪問し、町田英次氏(日研理材社長)が展開する、
格安なITフォンに関する説明に耳を傾けていたら、
高橋弘会長から電話が入る。先日2日と3日に小田原城二の丸公園をメイン会場、
青物町商店街周辺をサテライト会場にして開催された、
第2回全国どんぶりサミット(おだわら2010D-7)に参加した、
全国ご当地の丼を記したパンフレットをお願いしていたことに関してだった。
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サミットに参加した高橋会長からは、
津久見、仙台、宇和島、渥美半島、能登半島に加えて、小田原からは、
鯵天梅茶漬けどん、海鮮中華丼、鯵メンチ丼、鯵のさくさく丼、地魚のピカッタ丼、
山海恵み丼、足柄牛ステーキ丼、北條香沼姫どん、魚まぶし丼、ご縁満開小田原だしどん、
鯵天丼、戦国武将茶漬け丼、海鮮お城丼、小波丼、小波(さざなみ)丼、アジつみれ丼他、
各地自慢の丼メニューがずら〜り。ご当地に行かなければ味わえない名物丼を
ミニどんぶりにして限定販売、多くの来誘客が殺到して大盛況だった。と、聞いており、
資料は夕方、ラーメンハウス(や〜や〜屋)に届けておく。ということだった。
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ふるさと食の祭典は、小田原青年会議所他が主催し、ゲストに梅宮辰夫さん、
内閣府・農水省・経済産業省関東経済局・神奈川県が講演する大規模なイベントだ。
高橋会長にお願いして、サミットの資料をお願いしたのには理由があった。
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先日、神奈川県厚木市で開催されたB級ご当地グルメの祭典、
第5回B−!グランプリは2日間で過去最高の43万人以上が会場を訪れ、
24都道府県43料理が登場して、甲府の鳥もつ煮がグランプリに輝いたのは、
新聞テレビなどでご案内の通りである。このイベントで全国区となった、
富士宮やきそばの他、第4回のグランプリに輝いた
横手やきそばは、8ヶ月で34億円の経済波及効果を与えたと報道された。これを受けて、
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熱海でも食による、まちおこしプランが作成された。料飲食3団体と商店街連盟が主催し、
熱海市、商工会議所、観光協会、ホテル旅館協同組合を後援とする、
「アタミランチ祭り事業概要」がそれだ。事業概要から目的を拾うと、
ー観光地熱海の人気ベスト3は、一に温泉、二に宿での寛ぎ、三に地元の美味いものーと、
去年、大手旅行社のリサーチとして紹介されていたことから、
そのニーズに応えるべく、かねてより定評のある各店のメニューの中から、
吟味された一品を紹介し、提供することで来遊客の満足度を高める一助とするーとあり、
ー宿泊客のチェックイン前やアウト後に、ランチを提供することで、
熱海市内の回遊性を促進して、賑わいの創出を図り、
市民にも広くランチの利用を促進したい、と、意気込み、
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熱海市に300万円の予算付けを提言した、というのだが、担当部長より、
◎新しい企画でない
◎自己資金が少なすぎる。との理由で一蹴されたようだ。主催者側としては、
零細企業の集まりでもある主催組合では、
多額の参加費は最初から無理な話しであり、500軒をこえる4団体の初の試みに対しては、
残念な、そして、あまりにも世情の動向に疎くKWな回答であることから、
9月定例会にて小生がこの事業計画を活かす方向で、
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B-1グランプリや小田原丼サミットでの経済波及効果を例に挙げて、
改めて担当部長に仕切り直しが出来ないかを、質す予定である。そのことを前提に、
高橋会長にその資料集めをお願いした、というのが、経緯である。大阪では、
このB級グルメを念頭に置き、昨夜は、
山口多加志氏(カインド社長)に、ちゃんこ鍋の海老蔵にて勉強させてもらった。