岸和田市と万葉倶楽部のネットワークで広がる人脈と熱海の活性化!

この3連休の締めくくりとして、今夜、夜空を焦がした熱海海上花火大会。
今年は12回予定され、うち既に9回目が終了した。残りは冬の花火、
12月5日、12日、23日を残すだけとなった。この海上花火大会だが、出来れば、
年に一度のスケールの大きなイベントとして固定化して欲しいところだが、
短かい時間で数多く、の方が、斜陽一途の基幹産業にとっては、
値千金のカンフル剤的効果が期待できるようである。確かに、

ここ10数年来の定番化した観光不況下において、納税、雇用、販促の
三重苦を強いられるホテル・旅館が多い中、
海上花火大会の果たす役割は、賛否両論はあるものの、ただ単に
経営陣の糊口を凌ぐだけでなく、ピンチが続く市の財政にもプラス材料だ、と、いうのは、
市議会だけでなく、さまざまな観点から伺い知ることが出来る。ただ、この連休は、

全国的にあの手この手で、観光客を呼び込むイベントがニュースとなった。

見学した、岸和田だんじり祭りだけでなく、小生の興味を引いたのは、
厚木市で開催された、B級ご当地グルメの祭典「第5回B−1グランプリ」である。2日間で、
過去最多となる435,000人(主催者発表)が会場に詰めかけ、
24道県43料理を食べ比べたとワイドショーでは報じていた。ここから、
富士宮焼きそば等が全国区となったのは衆目の一致するところである。また、





横手市の焼きそばは驚くなかれ、グランプリを取ってから8ヶ月で、
約34億円の経済波及効果をもたらしたというのだから、羨ましいの一言である。そこで、
我が熱海市のグルメ事情はどうなっているのだろうか。ご案内のように、

熱海温泉には食の名店が多く、休・祭日ともなれば行列ができる飲食店は多い。ただ、
これまでは、ご当地グルメのように、
熱海を代表する共通した”売り”の企画案は少なかったようだが、ここにきて、
飲食団体を中心として、アタミランチ祭り事業なるものが急浮上している。このプランは、
後日、9月定例会の場にて質疑案件として詳しくお知らせするが、サワリだけ話せば、
熱海市の飲食関連団体が花火だけに頼るのではなく、観光客をハート、いや、
胃袋を鷲掴みにする、新しい事業計画を持って動き出している。という、ことである。さて、

高橋弘会長に3連休を通して、地方の伝統イベントを通して、
観光客誘致戦略について勉強させて貰ったが、実は今日も午後から、
熱海観光港芝生広場の視察にお誘い頂いた。振り返れば、今から約10年前、
高橋会長は、当時の熱海市が公募した観光港の活性化コンペに参加している。
どういう訳か、市が途中で公募を引っ込めてしまった経緯を踏まえ、今日は現場に立ち、
この広場の新しい活性化案を提示して頂いた。このプランも9月定例会にて、
斎藤市政2期目の考えを質し、熱海再生への本気度を斟酌する予定である。

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

0 Comments
scroll to top