故岸衛元熱海市長の観光立国論に見る、100年先の予言力!

今日は午前10時から議員懇親会がある。開催内要は、
9月定例会にて上程予定の、議員定数削減(19を17に)に対する
市議会各派代表との最終調整が本題となる。そのあと、
上京するため早めのグログアップとする。今日のテーマは、
戦後初代市長となった、故岸衛氏をクローズアップして
その偉業の一部をご紹介する。
・・・・
熱海が市制を敷いたのは昭和12年5月(1937年)だから、
今から73年前に遡る。この間、再選も含めて12人の市長が誕生している。
・・・順に、
・・・
◎樋口修次(1937年7月25日~1943年3月31日)
◎水谷良雄(1943年5月6日~1945年9月25日)
◎鶴見憲(1945年10月4日~1947年4月1日)
岸衛(1947年4月6日~1948年7月12日)
◎宗秋月(1948年9月8日~1952年2月28日)
◎山形文雄(1952年4月6日~1956年4月16日)
◎小松勇次(1956年4月17日~1962年7月29日)
◎市川止(1962年9月14日~1970年9月13日)
◎川口美雄(1970年9月14日~1982年9月13日)
◎内田滋(1982年9月14日~1994年9月13日)
◎川口市雄(1994年9月14日~2006年)
◎斉藤栄(2006年~)、となっている。中でも、
衆議院議員を経験し、
・・・
戦後初代の市長となった故岸衛氏は、
観光産業の近代的自立、日本のスイス化を提唱、
伊豆半島の観光客増と活性化に道路網の整備促進を唱えた。また、
・・・
外国人観光客誘致の重要性、港湾整備などを進めた。また、
熱海ホテル創設者として熱海温泉の一時代を築き上げている。

大正15年には「国策としての観光政策」、「観光庁」の設置を説き、
観光政策と経済の一本化や国営ホテルを提唱する。昭和23年、
内閣観光事業審議会理事を務めていた際、当時の
石坂泰三内閣観光事業審議会会長あてに広域観光圏の確立も提唱した。
・・・詳しい内要は次回に回すとして、今日は、
今まで余り知られていない故岸衛氏の偉業を記載して、
その功績を広く知らしめたいのは、来月改選の、
・・・
熱海市長選を前に、二人の候補者の資質や、
公約ビジョンとその実現性について、どなたに舵取りを託せるのか、
・・故岸元市長の観光立国論にスポットを当てることで、今後の、
熱海温泉の方向性が見えてくるからである。さて、
・・・
故岸元熱海市長を知る上で欠かせないのが、
100年経っても劣化しないと評価したい、著書「観光立国」がある
この著書は、市営図書館に寄贈されたもので、現在、
一冊しか残されていない希少品でもある。
・・



その希少本を探し当てて頂いたのが、
桜井議会事務局長を始めとする市の事務局職員だった。この観光立国を少しでも多くの方に
小生のブログや電子書籍を通じて再発表できないか。その為には、
故岸元市長の親族の所在確認が先決となる。その行方については、
事務局の皆さんを始め調査をお願いしていたところ、何と、
・・・・
偶然にしては出来過ぎな”縁”が舞い降りてきたのである。探し求めていた親族から、
小生のブログのコメント欄に、書き込みがあったのである。

(つづく)

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

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