日照市から日本向け輸出希望の3企業を訪問する

小生のブログアップはGmailから発信している。その為に、
中国(山東省)からブルグアップに難儀しているのは
グーグル撤退と何らかの因果関係があるのだろうか、かなどと、
責任転嫁したくなるほど時間がかかり、今夜も今日に股がっての作業となった。
・・・・・・・ 今朝はホテルを出たのが9時ジャスト。
張氏(日照国際経済技術合作公司社長)の案内で
日照市から日本への輸出を希望する3企業を訪問し、その間隙を縫って
名古屋と広島に派遣が決まり研修所にて日本語やマナー等を受講している
二人の生徒さんの家族を訪問する。日照市といっても範囲が広く
・・・・・・
朝出てホテルに戻ったのは夕方5時を過ぎていた。訪問した企業は
大理石と文化石全般を加工販売する「欧神諾陶磁」と
「日照市強地食品有限公司」、「晶泰食品有限公司」の三社と
名古屋の水産加工会社に派遣される「白瑞玉」君と
広島のイチゴ栽培農家に派遣される李さんの自宅を訪問する。
・・・・・ 張氏の会社が扱える職種は、
技能実習2号移行対象職種、66職種123作業ある。
農業関係2職種5作業、漁業関係2職種9作業、建設関係21職種31作業、
食品製造関係7職種12作業、繊維・衣服関係10職種17作業、
機械・金属関係15職種28作業、その他9職種21作業あり、現在、
広島や名古屋地区を中心に約200人の研修生が派遣されている。
・・・・・・
派遣期間は3年間。研修終了後には初期投資には満たないものの、
平均30万円以上を蓄えて帰国するようだ。今日訪問した研修生の親元は
何れも農家であり、起業してセレブとなった他の中国人とは雲泥の
質素な暮らしながらも家族の絆は深く、外国に派遣される我が子への
愛情の度合いを通訳から聞かされる度に、
熱いものがこみ上げてきたのは年のせいなのだろうか。
・・・・・ サブプライムローン破綻後、
回復し切れていない日本経済に比例して、中国人研修生派遣業種も狭まり、
中国サイドの派遣業者によるパイの奪い合いは熾烈で、
現状を一歩先んずるには、張氏が持つ貿易事業を活用することも一考だ。
それには、既存の輸出業務に一計を案ずることで光が見えてくる。
・・・・・日照市から日本向けに
地場産業の輸出品目とその加工食品を新たにスーパーや
弁当業界に向けた研究開発することで、派遣研修生とセットで取り組めないか、
今日のスケジュールとなったのである。

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

0 Comments
scroll to top