今夜は澤田邸において歓迎パーティが催された。メンバーは
我々訪ブグループに、大河内一等書記官と三菱商事職員2人が加わり、
高宝祥氏が市場にて選別仕入れた豊富な甲殻類が、
澤田氏の奥様(敏子さん)の味付けでテーブルに並べられた。
エビ、蟹とも新鮮な上にギッシリ身が詰まっており参加者を喜ばせた。
高橋会長が持参した箱根「天成園」を中心にTV放映された
番組を収めたDVDや高宝祥氏が5年前に都内のホテルにて
還暦祝いを収録したビデオを観ながら、笑いの絶えない親睦会となった。
ここでの話をする前に、今日の日程を簡単にいえば、
//// 今朝も5時に起床し、
リックンインターナショナルホテルに移動する為、エンパイアホテルを
チェックアウトしそのまま、澤田氏の案内で、
ウル・トゥンブロン国立公園観光に出発する慌ただしいスタートとなった。
エンパイアホテルから移動した理由は、予約した際に今日から
中国から旅行客が大挙してチャーター機で飛んでくるということで、
澤田氏と大河内一等書記官の共通の友人が経営する
リックンホテルへ移動する。このホテルブルネイ一の繁華街にあり、
隣は一大ショッピングコンプレックスだった。また、
///////トゥンブロン国立公園紀行は写真だけにして、今日は、
澤田ご夫妻から聞いた貴重な話をご紹介する。
ー日本は経済的にも完全に落ちたのに、
落ちる落ちると未だ落ちていないようにマスコミは言う。しかし、
GDPでは3位だが、中国の約6割しかない、アメリカの3分の1、
一人当たりにしたらアジアで、
シンガポールの次3位(マスコミ報道されていない)、
アジア第一と言うのは一昨年までの話、それも
ブルネイシンガポールの3分の2しかない。先端技術、最新技術と
技術開発ばかりやってきたが、世界の景気が悪くなると
先端技術を利用とする所は導入コストが掛かるから、
利用者は 減ってくる。これで日本は未だに低迷を続けている、
世界のニーズは先端技術では無く、
10年前の技術で安価なものを求めているのです。
こ の世界のニーズに応えられなければ、日本は未だ低迷を続けるでしょう。
政府は、急加速的 に落ちていく日本の経済力の真実と
その状況を国民に伝えて、頭を下げて、国民一丸となって、それ こそ
「追いつけ追い越せ」の戦後復興を成し遂げた
意識を植え付けなければならないでしょう。
貧乏を恐れていては復興は無理でしょう。余りにも
人件費に金を放出し過ぎたのです、全国民の今の収入を7割まで落とし、
価格 の国際競争力をつければ、
日本人であれば10年で復興は成し遂げられると思いますがー
///// この澤田氏のご指摘、実は、高橋弘会長も
昨年11月神奈川テレビの番組で明言していたが、より具体的な
澤田氏の真摯なご意見に、何度も頷きながら聞き入っていたのが印象的だった。