民主党の地すべり的大勝に浮かれる間もなく、熱海市では、
大手宿泊施設の経営ピンチ説が浮上している。情報はそこで働く
従業員の大量リストラから尾ひれがつき、今朝はそこの従業員の一人からも、
資金繰りの悪化や施設の劣化に伴うサービスの低下が客足を遠ざけている、と、
悪循環のスパイラルにもがく基幹産業の
浮き彫りにされた現実について、具体的な話を聞くことが出来た。
・・・・・・・2~3日前の地元紙にも、
市内の旅館・ホテルと寮、保養所の今年6月分の
入湯課税状況について紙面を割いていたが、それによれば、
課税人員約18万人で税額2700万円。未申告修正分を除いた課税人員は、
前年同月比で約23,000人、一昨年の同月比で25,000人も減少している。
こうした現象を裏付けるように
・・・・・・熱海市が9月定例会に上程する、
平成20年度の一般会計及び各特別会計、公営企業会計の決算認定案にも、
歳入は19年度と比較して約12億円もの巨額な減少となったのである。正に、
基幹産業の先行き不安説を立証しているではないか。・・・・さて、小生だが、
ここのところ、総選挙の結果も含めて、日替わりで一喜一憂しているが、
・・・・・・今日午後1時からは、9月定例会を前に
「広域行政推進特別委員会」が庁舎5階会議室で開催され、久しぶりで
同僚議員と顔を合わせた。中でも衆議院選では、市内の得票率が
4年前より下がったにもかかわらず、逆に民主党候補者の票を3千票以上も
大きく伸ばした民主党議員だが、内心は窺い知ることは出来なかったが、
表向き、驕りや昂ったところが感じられず、
いつもと同様の淡々とした態度にある種爽やかさを感じた。・・委員会では、
小生が質問の口火を切り、湯河原町との間で凍結している、合同の
「し尿処理施設」建設への話し合いについて当局に質問する。これは、
市有地売却に伴うインフラ整備への予算計上があったことから、どうせなら、
旧大黒崎ゴミ処理場跡地一体の売却と高級住宅地建設構想による
定住者誘致を計る可能性を検討する上でも、現在処理場地下で稼動する、
「し尿処理施設」移設が絶対条件となるため、
国や県の補助事業にも該当しないかを含めて、改めて仕切りなおしを提言する。
その他、今朝は「愛犬ふ~」との散歩の後、先月チンタオのホテルで、
「国際観光専門学校」本校の高野校長から紹介を受けた、栄成成真有限公司の
楢崎宣夫氏が大阪から東京に向かう途中、熱海で一泊しており、宿泊先の
「東横イン」まで迎えに上がり、熱海駅構内の喫茶店(ドトール)にて、
中国からの留学生や研修生の受け入れ先について、お聞きし、
「石和温泉」の研修生を特集した中央紙の切抜きコピーを頂戴し、詳細を聞く。