今朝は、「愛犬ふ~」との散歩をパスして、
「熱海市議会」有志による行政視察に参加した。
視察目的は
・品川区の教育改革「プラン21」の詳細について。
・小中一貫教育の経緯及び現状について。と、
・世田谷区教育委員会への研修である。
呼びかけたのは、藤曲敬宏議員、
呼びかけに応じたのは、
杉山利勝議員、佐藤元昭議員、井沢共一議員、
田中秀宝議員、橋本一実議員、藤曲敬宏と小生、
学校教育課田中課長、塩見教職員指導主事の計9名だった。
観光福祉委員会所属委員と爽心会が中心となり、
参加者各自負担しての参加となった。
冒頭、伊藤昌宏品川区議会議長の挨拶を頂戴した後、
「品川区小中一貫教育」については、和気担当課長が応対、
品川区の教育改革の流れ、学校改革の動機付けやきっかけづくりについて、
(学校選択制)、(外部評価者制度)、(学力定着度調査)-(新外部評価制度)で、
教員の意識改革を図り、
学校教育の質的転換に成功するまでを説明して頂いた。
詳しくは,
www.city.shinagawa.tokyo.jp/hp/menu000000400/hpg000000307.htm にアクセス頂くとして、
この研修で確認できたのは、
学校の選択制で学校全体の指導力を高め、
不登校、学校嫌いを是正し、9年間の一貫教育によって、
小中お互いの責任転嫁をさせず、教員の当たり外れをなくし、
”学校教育を充実させることで、
定住人口の増加に寄与しており”、
平成33年までは、団塊ジュニアのお子さんたちで、
品川区の一貫校への児童・生徒の募集は定員オーバーの状態だと、
和気担当課長の達成感に裏打ちされた説明が、我々参加者を魅了した。
品川区役所の後は「世田谷区役所」へ、
山手線で渋谷駅に降り、
田園都市線三軒茶屋駅で下車、
世田谷教育委員会では、民主党・無所属連合の議員で、元教員の、
「ひうち優子」議員が出迎え、担当職員から、
小中学校の教育課程に「日本語」学科を取り入れた経緯と
具体的な指導内容及び効果に関する研修をする。
ここでの内容も、世田谷区のホームページを参照頂くとして、
www.city.setagaya.tokyo.jp/index.shtml
小生にとっても教育問題は、
孫たちの成長に伴い他人事ではなく、小中一貫校のメリットや、
美しい日本語教育に対する関心は、同時に、
”学校教育の充実は熱海市にとっても、
定住人口増加策への早道でもある”だけに、
今後重要な課題となる足掛かりとなっただけに、
藤曲議員の呼び掛けに感謝申しあげる次第である。
この日も、メンバーの間では、まだ憶測の域を出てないにもかかわらず、
3月議会で焦点となりそうな、市長人事を巡る是非論が展開された。
また、つい先ほど閉会したのだが、
市内の有志が集まる、月一親睦会の一つ「元気会」(太田信夫会長)では、
今日明らかとなった、
伊豆山の名門タクシー会社の閉鎖についての詳細や、
同じく、伊豆山の老舗そば店の病魔に倒れたご主人への安否、
ガンバロークーポン券に対する批判など、
景気悪化の足音がすぐそこに聞こえてくるような、
”寒~い”話題もチラホラと飛び出す親睦会となった。
明日は「箱根湯本」で開催される新年会に出席した後、
一端熱海に戻り、用件を済ませてから上京する予定となっている。