6000人以上の犠牲者を出した、
「阪神淡路大震災」から14年が経過した今日、
突然だが「釜山」にいて、
偶然にも、火災現場を撮影する。
午前10時過ぎだった。
釜山市内の光復洞にある、
地元友人が経営するメンズショップに向かう途中で、
空に突き上げる黒煙と異臭が鼻を突き、
同行していたガイドのヨンチョル氏から、
これまでも何度か利用していた、
有名中華繁盛店「四海坊」から出火していると聞き出し、
目と鼻の先で発生している、
火災現場に急ぎ、
消火活動の一部始終を見ることができた。
ただの通りがかりにすぎず、
出火原因や沈下時間については知る由もないが、
一人のケガ人も出さなかったのが確認できた。
ここは通常、夜中まで、
ファッションタウンとして賑わう商業地であり、
最近では、円高ウォン安の影響で、
日本人女性観光客が往来を闊歩しており、
阪神淡路大震災に遭遇している、
松本哲治氏(タックワールド)は、
この火災が混雑した時間帯でなく、
大きな事故につながらず不幸中の幸いだったと、
胸を撫で下ろしていた。