「熱海桜」に誘われて

昼食は幕の内弁当だった。
事務所(中央町)の並びに店を構える、
「ソフィア」さんの日替わりメニューは
一律600円とリーズナブルだが美味くてボリュームがある。
午後一番(13時30分)から、
熱海市文化交流課の職員さんと、アポ済みの、
「国際観光専門学校」事務局長さんを訪問する。
要件は、留学生の受け入れに関する規約その他、
外国人観光客受け入れへの提携を視野に入れた協同作業が
可能かどうかについて、
先日訪問した「別府市」から頂戴した、
地域再生事業の参考資料一式と、
中国山東省濰坊市(ウェイファン市)の教育局から、
小生に届いている「嘆願書」を携えての面談となった。
過去において、
この専門学校に入学した生徒さんが、
ホテル・旅館の宿泊施設で働きながら観光とサービスについて実践し、
大きな戦力となってきた経緯がある。
最近では、職業の多様化などから、
医療やペットに関する専門分野に人気が集まっているようだが、
昔を知る者の一人としては、
別府市と中国・韓国からの留学生と、外国人観光客の増加に見習い、
東アジアからのインバウンドや、
世界の長期滞在型保養地を標榜する熱海市にとっても、
この専門学校の位置づけをシッカリと再認識して、
理想を早期具現化するための施策が不可欠であり、
3月議会でも、その点に特化して質問する予定である。
ということで、
何をどう話し、望むような方向性を見いだせたのかについては、
3月議会への政調会が始まった前後から詳細にお知らせしたい。
で、専門学校での前向きで有意義な話し合いを済ませ、
午後3時過ぎの空いた時間を利用して、
「愛犬ふ~」と午後の散歩に出る。
熱海観光港芝生広場周辺には、
市が記念植樹した「熱海桜」が蕾を開いており、
ここを通る観光客や散歩する市民の目を和ましていた。
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散歩を終え、熱海図書館に出向き、
「新田たつお」コーナーを再確認して、
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      (熱海図書館「新田たつおコーナー」より転写)
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小生が企画する内容について、新田氏と接点のある館長に、
今朝のスポーツ紙にはタイミングよく、
作者のヒット作「静かなるドン」を掲載する漫画週刊誌の広告があり、
            (1月27日付日刊スポーツより抜粋)
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総数で4000万部も売れ、
完結編に向けて全力疾走している多忙な様子が透けて見えおり、
無理を承知、ダメ元だが、と、プランの一端をお伝えする。
そして夕方7時からは、
中央町の中華店「龍」(ろん)にて、
市内の旅館の出入り商人で構成する親睦会へ誘われ出席する。
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話題は多岐にわたったが、
やはり市内の業者の集まりである。
不況の影響が加速することで、
噂されるホテル・旅館の”ドミノ倒れ”の犠牲にならないように、
危機管理意識の強さも滲みでるなど、
観光地熱海の行く末と、
待ったなしの公共料金の値上げに、不安と不満の声も飛んだが、
明るい話題もあった。
選抜高校野球で早稲田実業から出場する、
市内出身のM君と
女子女子プロゴルフ界期待の女子高生Wさんが活躍することで、
日本中に「熱海」の名前がついて回るという、
希望と期待感も膨らんだ新年会でもあった。

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

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