今朝は6時に起床、
テレビの台風情報に釘付けとなる。
四国沖に北東に進み、
今夜半には、
伊豆半島に上陸する勢いである。
ここ数年来の、
熱海港観光施設周辺への、
台風被害によって、
莫大な費用をかけて、
復旧作業を続けており、
”気がかりな”自然現象に翻弄されながら、
雨が降り止む、
午前8時過ぎから、
「愛犬ふ~」と、
熱海港観光施設周辺を散歩する。
現場では、
台風に備え、
小生が議会に提案して実現した、
”移動式”海釣り施設を、
避難させる準備が始まっていた。
散歩を終え、
熱海市庁舎に入る。
熱海市議会9月定例会、
第3日の開会までの時間を利用して、
議会事務局にて地元紙を開けば、
昨日2日目本会議での、
各派代表からの質疑内容と、
当局側のコメントとともに、
国交省が発表した、
7月1日現在の地価調査(基準値)の結果が掲載されていた。
熱海市の場合、
駅前「田原本町」や銀座町の商業地が、
約2,7%と小幅な上昇を見せていたが、
リーマンブラザーズの倒産によって、
活発だった、
熱海市内のリゾートマンション開発計画も、
一気に陰りを見せた感が強く、
熱海市内に、
大きな開発事業を展開している、
上場不動産会社も、
ファンドが離れ、
倒産が懸念されたのだが、
優良資産、”健全経営”が評価され、
オリックスから、
100億円超の融資が発表されたものの、
中小企業や零細企業が多い、
熱海の基幹産業に対する、
金融機関からの、
融資抑制はますます厳しさを増し、
鼻くそ程度の、
基準値上昇では”担保価値”は望めない。
さて、案の定、
午後5時13分に、
台風13号の接近による、
「熱海市警戒本部」設置の知らせが、
議会事務局よりファックスで届いた。
で、
本会議第3日目は、
昨日に引き続き午前9時30分より開会され、
爽心会の、
佐藤元昭、藤曲敬宏、川口健、杉山利勝の各議員、
公明党の金子芳正議員、
共産党の井沢共一議員が登壇し論戦を展開した。
・・・・・憲三の登壇前置き・・・(2)・・・・・
アメリカの大手証券会社が経営危機に陥り、
「リーマンブラザーズ」が、
64兆円という巨額な負債を残して倒産いたしました。
この影響が、
日本にどこまで拡大するのか
予断を許さない事態となっていますが、
これまでも、
日本経済は、
原油高やサブプライムローン破たんの影響によって、
建設や
不動産業の倒産が600件を突破し、
好不況に左右されやすい、
観光地熱海では、
基幹産業を支える
中小企業や零細業者を中心に景気が減速し、
融資抑制も厳しい上に、
来年4月からは、
「上下水道料金」や
「ごみの有料化」など
公共料金の値上げラッシュが続き、
市民生活を根底から揺さぶる
深刻な事態に直面しています。
(つづく)