先ほど、
網代の干物屋「〆竹商店」の、
富岡雅人氏と、
都会のマンションでも、
心おきなく味わえる”新”干物の開発について、
あれやこれやと、
意見交換してきた。
〆竹のミリン干しは
”天日干し”が売りで、
www.shimedake.com/
小生は
10年以上も前から、
主に首都圏を中心に
友人知人への、
贈り物として使ってきたが、
”あぶら”が乗り、
美味だと評判の高く贈って喜ばれる、
熱海名産の一つでもある。
ただ、
一軒家でない
マンションの住民にとっては、
煙と油(匂い)が難点のようで、
そうした問題の解決も含め、
今後の
販売促進拡大を視野に、
顧客を首都圏に集中している、
単に、
「〆竹商店」だけの問題ではなく、
網代で干物加工を生業としている、
同業者の為にも、
売り上げを伸ばす秘策がないか、
ご意見頂戴に上がった。と、いうわけである。
まっ、これもお互い、
親しい間柄でなければ
出来ない相談ではあるものの、
もう、その技術は開発されているーと、
開口一番アッサリと、
先行販売している神奈川県の業者名を挙げた。
へ~と頷く「雅人」氏をマリーナにおいて、
事務所に戻り、
地元紙を開いて、
”第40回こがし祭り山車コンクール”の結果を見る。
木彫り、装飾で
総合優勝したのが「下松田町内会」の
”早乙女太一初見参”で、
賞金15万円が贈られた。
下記、天神町の山車はアイデァ賞を獲得、
土日、祭日にぶつからなかった
今年のこがし祭りは、
思いのほか、
市民を含めた大勢の来遊客が、
コンテスト会場となった
国道135号線沿道を埋め尽くした。
この祭りで盛り上がった、
2日間だけ見れば、
熱海温泉の不況など、
どこかに飛んで行ったような錯覚を覚えるものの、
今日からの、
祭りの後の”反動”が怖くもあり、
熱海再生に向けての課題となる。
さて、
「学生へのミニレクチャーのお願い」と題された、
手紙の内容だが、
観光地熱海に対する研究テーマは、
・・・・・・・
伝統的な観光地ゆえに、
その戦略転換に
大きなご尽力をなさっている
熱海市について、
住民の皆さんがどのような
新しい取り組みや、
実践をなさっているか、
実地に教えていただくというのが、
今回の学習のねらいとなっております。
(つづく)
