熱海「梅園」、通過する観梅客対策を急げ!

昨日今日と、
好天に恵まれた”観光地熱海”。
通年、
申告とぶつかるこの時期、
宿泊施設に取っては、
年間を通じての”オフシーズン”だと、
嘆く経営者は多い。
しかし唯一、
「熱海梅園」への観梅客は、
2月下旬から3月中旬の閉園までの期間、
連日数千人単位を数えると、
付近を警備する、
ガードマン会社役員は、
ーアバウトだがーと前置きして言う。
だが、
期間中3ヶ月間で、
約63万人ともカウントされる、
観梅客の大多数が、
観光バスでの通過客や、
日帰り客であり、
熱海市内での滞留や
宿泊には結びつかず、
小生思うに、
梅園の
年間維持費約2000万円強もの税金は、
通過客と
園内に売店の権利を有する特定受益者と
周辺売店経営者、
梅園開園期間中の、
駐車場売り上げを吸い上げる、
「熱海市観光協会」への、
利益誘導型予算として
計上されているとの思いが強く、
一向に”活性化”への対応に耳を貸さない、
当局に対して不信感を募らせ、
直接的な、
市内経済への波及効果は薄い。と、
市議会定例会でも
何度となく発言を繰り返してきた。
財政健全化を標榜するなら先ず、
収入を図るべきであり、
”通年活用と有料化”による、
「梅園」の活性化は、
”テーマパーク化”や、
”民間委託”も含め、
観光地熱海市の
最優先課題だと思うのだが・・・。
さて、
昨日の続きだが、
梅園入口で
観梅客と写真に収まりながら、
熱海市内の名所や旧跡、
飲食店などの案内をして、
コミュニケーションを図っていたのが、
「復活熱海元気ですよ」(NPO法人申請中)事務局が、
熱海芸妓置屋連合組合との協力の下誕生させた、
「半玉」(はんぎょく)さんたち総勢15人だった。
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~映画かテレビの撮影かしら~
~まあーきれい~等など、
多くの賞賛を浴びた、
16歳から19歳までの”半玉”さんたちも、
慣れない”接待”に戸惑いながらも、
次第に”撮られ慣れ”するごとに、
笑顔も板に付き、
習うより慣れろとばかり、
小生が見た限りでは、
熱海の「民間観光大使」としての、
資格は十分に備えていた。
ただ、
これだけ盛況な「梅園」内に、
熱海市や
観光協会やホテル・旅館組合、商工会議所等の
観光民間三団体の姿は見えず、
”熱海市”をPRするという、
姿勢や空気は全く感じられず、
梅園の活用による、
市内経済への波及を軸に、
3月議会での
重要な通告議題としさせて頂く。
このあと、
半玉さんたちは、
JR熱海駅構内へと移動し、
近隣商店街を練り歩いたり、
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熱海駅を利用する来遊者と、
記念撮影するなど、
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熱海駅改札口で、
特定ホテルの宿泊客を出迎える、
本物の”芸妓さん”とのトントラストも見事に、
熱海温泉をPRしていた。

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

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