観光地熱海、原油高騰で基幹産業に大打撃!

たった今、
月一親睦会の一つ、
「ライスボールの会」(三宅亙新会長)新年恒例の、
「御殿場高原ビール」新年会を終え、
中央町の事務所に戻ったばかりである。
今回のメンバーは17人。
夫々の車に便乗して
現場に駆けつけた。
先乗りは”温泉”を満喫し、
仕事を終えて駆けつける後続は、
午後5時に、
親水公園前の軽食レストラン、
「ライスボール」から、
3台の車に分かれて
敷地6万5千坪をほこる、
御殿場高原ビールに向かった。
予約時間は午後7時。
駐車場は満車状態だったが、
警備員の誘導でかろうじて確保できたのだが、
昨年よりバージョンアップした、
膨大な数の、
イルミネーションで飾られたトンネル内には、
カップルや家族連れが、
押すな押すなの状況だった。
s-IMG_06680.jpg
s-IMG_06721.jpg
    (三宅会長と次女の亙新社長とお孫さんの高橋美海(みう)ちゃん)
s-IMG_06732.jpg
s-IMG_0675.jpg
聞けば「美海」ちゃん、
三宅会長の
長女のお嬢さんで逗子市に在住。
小学校4年生にして、
将来の、
”ヒップホップダンス”のプロを目指して、
レッスンを続けており、
神奈川県下他の、
ダンススクール主催の、
各コンテストでも、
部門別優勝や上位入賞のタイトルを持つとのこと。
帰る途中、
実績と将来性に期待して、
イルミネーションの”海”の中、
”みう”(美海)ちゃんと、
記念に一枚と相成った。
s-IMG_0682.jpg
さて、
「御殿場高原ビール」に関しては、
今さら”ど~の”は省くが、
過疎地の一角にあって、
この人気と混雑は何故なのだろうか。
確かに、
広大な敷地に仕掛けた、
”米久”ブランドのテーマパークには、
無数に彩られたイルミネーションと
安価”喰い放題”と、
”家族”がそそられる相乗作用はあるが、
到着して、
喰い終わって席を立つまで、
僅か一時間20数分。
ここ数年間お付き合いしているが、
”劣化”するどころか、
益々利益を上げているようで、
原油高騰、
原材料への負の転化で、
益々台所事情の逼迫が予測される、
熱海市の
基幹産業をあざ笑うように
”大盛況”の現状を見せ付けられ、
帰りの道中、
複雑な思いにさせられたのである。
午前中、
熱海商工会議所、
熱海市観光協会、
熱海市温泉ホテル旅館協同組合の
三団体主催の
新年賀詞交換会が、
商工会議所2階会議室で開かれ、
三団体を代表して、
内田進理事長が、
~原油高が原材料に跳ね返り、
料金値上げすれば”客離れ”が起きる~と、
悲痛な面持ちで、
新年の挨拶をしたばかりだったので、
なお更、
勝ち組のトップに躍り出た(出ている?)
「御殿場高原ビール」の戦略を、
”パクッて”でも、
再生するんだという、
熱海市観光業界の意気込みと
智恵を失ってほしくないものだ。
s-IMG_0663.jpg
s-IMG_0664.jpg
そ~いえば、
ここのオーナーと、
今年10月”お宮の松前”にオープンする、
「ス~ハ~あたみ」のオーナーは
何故か名前も同じ”ショ~ジ”さん。
そして、
もう一方の勝ち組の一人、
高橋弘会長(万葉倶楽部)とは昵懇の仲。
ふ~む。である。
今晩あたり、
沈む熱海を再生させるには、
誰とは敢て口をつぐむが、
地元経済界の勝ち組に、
”トップ”を委ねて、
職員削減や義務的経費の
思い切ったコストカットと、
首都圏からの
定住人口増加策を期待したいという、
”初夢”を見たいものである。

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

0 Comments
scroll to top