たった今、
月一親睦会の一つ、
「ライスボールの会」(三宅亙新会長)新年恒例の、
「御殿場高原ビール」新年会を終え、
中央町の事務所に戻ったばかりである。
今回のメンバーは17人。
夫々の車に便乗して
現場に駆けつけた。
先乗りは”温泉”を満喫し、
仕事を終えて駆けつける後続は、
午後5時に、
親水公園前の軽食レストラン、
「ライスボール」から、
3台の車に分かれて
敷地6万5千坪をほこる、
御殿場高原ビールに向かった。
予約時間は午後7時。
駐車場は満車状態だったが、
警備員の誘導でかろうじて確保できたのだが、
昨年よりバージョンアップした、
膨大な数の、
イルミネーションで飾られたトンネル内には、
カップルや家族連れが、
押すな押すなの状況だった。
(三宅会長と次女の亙新社長とお孫さんの高橋美海(みう)ちゃん)
聞けば「美海」ちゃん、
三宅会長の
長女のお嬢さんで逗子市に在住。
小学校4年生にして、
将来の、
”ヒップホップダンス”のプロを目指して、
レッスンを続けており、
神奈川県下他の、
ダンススクール主催の、
各コンテストでも、
部門別優勝や上位入賞のタイトルを持つとのこと。
帰る途中、
実績と将来性に期待して、
イルミネーションの”海”の中、
”みう”(美海)ちゃんと、
記念に一枚と相成った。
さて、
「御殿場高原ビール」に関しては、
今さら”ど~の”は省くが、
過疎地の一角にあって、
この人気と混雑は何故なのだろうか。
確かに、
広大な敷地に仕掛けた、
”米久”ブランドのテーマパークには、
無数に彩られたイルミネーションと
安価”喰い放題”と、
”家族”がそそられる相乗作用はあるが、
到着して、
喰い終わって席を立つまで、
僅か一時間20数分。
ここ数年間お付き合いしているが、
”劣化”するどころか、
益々利益を上げているようで、
原油高騰、
原材料への負の転化で、
益々台所事情の逼迫が予測される、
熱海市の
基幹産業をあざ笑うように
”大盛況”の現状を見せ付けられ、
帰りの道中、
複雑な思いにさせられたのである。
午前中、
熱海商工会議所、
熱海市観光協会、
熱海市温泉ホテル旅館協同組合の
三団体主催の
新年賀詞交換会が、
商工会議所2階会議室で開かれ、
三団体を代表して、
内田進理事長が、
~原油高が原材料に跳ね返り、
料金値上げすれば”客離れ”が起きる~と、
悲痛な面持ちで、
新年の挨拶をしたばかりだったので、
なお更、
勝ち組のトップに躍り出た(出ている?)
「御殿場高原ビール」の戦略を、
”パクッて”でも、
再生するんだという、
熱海市観光業界の意気込みと
智恵を失ってほしくないものだ。
そ~いえば、
ここのオーナーと、
今年10月”お宮の松前”にオープンする、
「ス~ハ~あたみ」のオーナーは
何故か名前も同じ”ショ~ジ”さん。
そして、
もう一方の勝ち組の一人、
高橋弘会長(万葉倶楽部)とは昵懇の仲。
ふ~む。である。
今晩あたり、
沈む熱海を再生させるには、
誰とは敢て口をつぐむが、
地元経済界の勝ち組に、
”トップ”を委ねて、
職員削減や義務的経費の
思い切ったコストカットと、
首都圏からの
定住人口増加策を期待したいという、
”初夢”を見たいものである。