熱海発、湘南乃風コンサート実現へ

昨日は午前中に、
「観光福祉委員会」を終える。
委員長として、
この委員会所管の、
議案に対する
質疑応答の取り纏めが、
うまく出来たかどうかは疑問だが、
各委員(議員)への対応は、
ストレス与えることのないように、
気を使ったことだけは確かだ。
ただ、
議員という立場、
不思議なもので、
市民側に立っていた際には、
歳出を厳しくチェックし、
公共事業の無駄を叫んできても、
議会人となって、
派閥に属し、
予算案の是非を審議する側に立つと、
地域格差是正や、
教育問題などが絡み、
”無駄”が”ムダ”でなくなってくる。
例えば、
南熱海地区に予定されていた、
”プール”建設が好例で、
財政上の理由で、
100%凍結の方針だった案件だが、
委員から、
”地域格差”を指摘されると、
当局側の声が弱まると、
さかさず、
別の委員から、
建設規模にまで踏み込まれ、
安普請して修繕費が嵩むより、
半恒久的施設建設で、
”むだ”を省け。という論法に、
整合性が生まれてくる。
この案件に対して、
小生は、
とりあえず、
南熱海地区住民に対して、
プール使用期間中には、
取りあえず、
熱海市内のプールまで、
シャトルバスを運行するなどして、
今あるものを活用し、
一時地域住民の
不満を吸い上げるのも、
当局側のサービスではないかと述べ、
次の案件へと繋いだ。
さて、
本会議3日目に戻る。
議長から名前を呼び上げられ、
壇上に立ち、
s-20076260.jpg
通告書に対する、
前置き(説明)を読み上げる。
本会議3日目
最後の登壇となりました。
「熱海市政調査会」
村山憲三でございます。
只今から6月定例会における
“一般質問”をさせていただきます。
今回の市議選を振り返りますと、
昨年9月に、
斉藤市長さんの登場により、
私は当面の“攻撃目標”を失い、
これまで培ってきた
「議会」での使命や
存在価値を一掃させる厳
しい戦いを強いられましたが、
“一人ぐらいは村山のような議員が不可欠だ”
という
温かい支援を賜りまして
この場に立つことができました。
さて、
「財政危機宣言」が
全国発信され
“372億円”もの、
”巨額な借金残高“による、
熱海市の
危機的財政事情が
クローズアップされました。
基幹産業の破綻と、
それによって割を食う
市民生活の悪化をどう立て直すのか。
私は、
選挙期間中から一貫して、
“市税の半分が人件費に消える”
役人天国にメスを入れ、
巨額な滞納整理が不可欠であり、
役所の機構改革を急ぎ、
今あるものを見直し
即効性のある
“景気対策”を訴え続け、
イベントによる
熱海再生をアピールしてまいりました。
この間、
斉藤市長は
歳出カットを軸に、
「観光戦略室」、
「熱海市財政改革会議」を設置し、
●“人件費の削減”
●“投資的事業の凍結・延期”など
六つの柱を打ち出し、
大幅な歳出削減に向けて
具体的な行革案を示しましたが、
来年から2年間、
単年度「一般会計」だけでも、
歳入を上回る、
約10億円もの
赤字が見込まれているわけでございます。
この数字はとりもなおさず、
観光地熱海の
再生困難を
如実に現した証左と真摯に受け止め、
私自身何としても
「熱海再生」に向けて
“来遊客誘致”、
“定住人口誘致”に
これまでの経験を活かして、
市民の期待に応えたいと
“意”を新たに取り組んでいるところでございます。
当局に置かれまして
その点を十分にご理解いただきまして、
質問の内容を
把握していただければ幸いです。
(つづく)

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

1 Comment

  1. 熱海新聞紙上の記事で先生のご活躍に感謝しております。28日の「花博に対しての、最高裁の訴訟のお話是非聞かせていただきたいと思います。又、友達同士での話題ですが、「錦ヶ浦と曽我浦のプライベート・ビーチ化して有料でないとは入れない熱海市民には市民証で入れていただきたいね」と、子供時代が懐かしい!!!とクラス会でも話が出ました。去年の山車の審査員席で、赤尾さんが「私はこの出車コンクールを始めて見ました」と云われたそうですが、私はそのとき伊豆急チャンネルを見てないので何ともいえませんが、観光協会長として情けない発言と・・資格なしだね!!!そう云う声がありました。
    余計な事書きましたがお許しください。先生いつも市民の味方になって下さいまして、心から御礼申し上げます。 かしく

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