朝10時、
好天に誘われるようにして、
熱海観光港から、
富士急マリンリゾートの、
初島行き、
”イルドバカンス号”に乗船する。
「初島燈台一般開放記念式典」に、
参加するためである。
出航して間もなく、
かれこれ一年以上も不法係留していた、
木造帆船の
強制撤去が執行されている場面をカメラに収める。
係留している木造帆船は、
コースタルリゾート建設工事の
妨げとなるばかりでなく、
舳が岸壁に当たり、
コンクリートを破損させており、
損害賠償請求にも繋がるとして、
この朝、
県の港湾関係のタグボートに曳航され、
然るべき場所へ移動させられたと、
式典参加者の一人で、
「初島燈台」を施工した
港湾ゼネコンの役員は説明する。
初島は、
静岡県唯一の離島で、
熱海港から初島までは、
高速観光船「イルドバカンス」号を利用すると、
わずか23分間の距離に浮かぶ。
式典は、
主催者挨拶として、
市長に続いて、
梅原一美市議会副議長が立ち、
初島燈台は地元の強い要望を受け、
相模灘を航行する船舶の
安全を守るため建設された等と、
一級設計士としての
知識の一端も披露した。
設計・施工者への
感謝状贈呈や花束贈呈のあと、
テープカットの次に、
校歌斉唱となり、
自動ピアノの伴奏に合わせ、
子供たちが元気に歌い上げ閉会となった。
燈台展望台や、展示資料館などを見学し、
場所を「エクシブ 初島クラブ」
8階”アジェーロ”にて祝賀会が行われた。
「初島」は今や、
”エクシブ初島クラブ”の
成功と歩調を合わせるように、
島全体が観光客で賑わいを見せている。
熱海市の観光従事者は、
外からの資本が入ることで、
この島がどう変貌し、
成功への道を歩んだのかを分析し、
”規制の枠”に縛られた、
旧態依然の施策では、
投資家が敬遠するという側面を照らして、
財政再建を急いで頂きたいものである。
今夜はもう11時を少し過ぎてしまったが、
”とある同僚議員達”から、
お誘いを”モロ”に受けてしまい、
海や船の話しは織り込んだものの
「熱海マリーナ」の話は、
明日へ持ち越しと致します。