”喫煙とがん”

新幹線品川駅が開通して、
熱海~品川間が約40分と時間が短縮され、
熱海市の産業構造は、
観光を中心とした基幹産業の
低迷不振から脱却できず、
大型宿泊施設の休廃業による、
整理により、
高層建築マンションとして生まれ変わり、
リゾートマンションとしての機能よりも、
2007年問題も含め、
通勤圏として定住型の人口移入も増加してきた。
その「新幹線」だが、
昨日は思わぬアクシデントが生じ、
小生等は、
熱海~品川間を何と、
キッチリ”2時間”かけてたどり着いたのである。
25日(水)は、
午後12時20分に「熱海駅」に、
「観光福祉委員会」行政視察メンバー、
議会事務局「山口」職員、小生、
鈴木技監、宇畑、小松、加藤俊、
若井、川口職員、大山の(議員敬称略)順で、
一行9人が時間通り全員顔をそろえた。
新幹線「こだま532号」は、
定刻の12時33分に熱海駅を出発した。
自由席のため、
たばこ組とノースモーキング派に分かれ乗車、
小生は「加藤」委員長に誘われ、
臨席に腰を下ろす。
今後の議会運営や、
前市長との関わりを含めた、
”加藤史”を、
改めてジックリ聴くことができたのだが、
”こだま号”は、
小田原を過ぎた辺りから、
時には停車し
”ひかり”や”のぞみ”が通過するのを見届けては、
様子を伺うように”遠慮”がちに、
速度をゆるめた。
原因は明らかで、
既報の通り今朝、
新幹線静岡駅構内で発生した
人身事故の影響によるものだった。
車内放送は聞こえてくるものの、
原因や到着駅までの所要時間を知らせる、
アナウンスはされず、
乗務員(車掌)の姿や、
売り子の姿さえも消えており、
突然のアクシデントとはいえ、
いつもの”事故”とは異質な雰囲気すら感じさせた。
”時間”に追われている乗客への
対応の拙さから”2号車”乗客から、
不満や批判が相次いでいた。
2時間かけて「品川」に到着してから、
羽田空港に到着した後、
新たなハプニングが一行を待ち受けていたのだが、
その報告は明日以降で。
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では今日も「DR喜多」のご登場で、
喫煙とガンについて、お願いいたしましょう。
1947年には、
年間768人だった
肺がんの死亡者が、
1989年には、
35,477人と40年間で
約40倍以上に増加した。
戦後日本の高度成長に乗って、
喫煙者も増加し、
その結果”肺がん”が、
爆発的に増えたことになる。
肺がんで死亡する人の、
7倍の約30万人が”咽頭がん”、
心臓や呼吸器疾患などの、
たばこ関連疾患で、
死亡していることになる。
両親のどちらかが、
タバコを吸っていると、
新生児や乳幼児にも重大な
疾患が起こることもあり、
また20歳未満で
喫煙を開始した人は約6倍も、
肺がんになる率が高くなっている。
欧米ではタバコを、
「輸出商品」と位置づけ、
国内では消費せずある意味、
発展途上国や日本などに、
売りつける政策をとっているともも、
言われているのである。
間接喫煙にも
かなりの影響があり問題である。
吸わない権利を考えると
早急に何らかの
手を打たなければいけない時期にある。
30兆円を超えている、
日本の医療費を抑制するためには、
医療制度の改革も大切であるが、
もっと重要なことは、
喫煙者をどのようにして
減少させるかを考えることである。
発病リスクを高める、
「不健康な生活習慣や行動様式」を、
どのように改めるかを、
国として考え時期に来ている。
喫煙者は、
ニコチン中毒になっており、
大切なことは、
麻薬中毒と同じで、
吸わないことに尽きる。

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

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