第二回「ほのか」業者会

「離れの・・・宿」ほのかの、
出入り業者の親睦会、
「ほのか」会が、
咲見町の
”ラーメンハウス”Ya~Ya~屋”に於いて、
主に熱海市内業者を中心に、
19社が集い情報交換を行った。
この日はゲストに、
リゾーピアサンホテルの、
山本営業担当支配人や、
「佐藤」元つるやホテル総支配人も参加した。
冒頭、、
外久保社長(ほのか)は、
ホテル側と業者の信頼感の構築をテーマに、
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これまで悪しき慣例だった、
仕入れ部門と業者間の癒着について触れ、
裏リベートによる弊害は、
経営者と従業員、業者間の
信頼感を損なうばかりでなく、
ホテル・旅館側の
支払い期日延長に繋がりかねない。
こうしたことを排除して、
健全なお付き合いをさせていただきたい。
と挨拶した。
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「ほのか」の支払いサイトは、
納品した後、一ヶ月。
他のホテル・旅館の状況は、
3ヶ月から6ヶ月。
長いところで10ヶ月という。
業者は納品代金や人件費は、
待ったなしで支払うにもかかわらず、
旅館・ホテルは、
クーポン決済はあるものの、
殆どが現金商売で懐に入る。
こんな不合理なシステムが
まかり通る観光地の現状について、
夫々の業者の意見が飛び出した。
前日掲載した、
「石亭」倒産の煽りをまともに食った業者もいて、
Aフード社長は、
自分の判断ミスと言われれば、
返す言葉もないと前置きしながら、
「計画倒産としか思えない」、
どのような言葉で取り繕っても、
倒産前日まで大量の商品を納品させておいて、
いきなり、倒産はない。と、
憤りを顕にし、
ー私の出入りするところ、
旧S荘、旧NA、K館、Oホテル、Nホテル、
旧K荘など、
軒並み引っかかり、
被害額は計り知れないーと、
本音を吐露した。
このAフード社長に、
「石亭」からの回収不能額は?と、聞くと、
口ごもりながらも、
累積で三桁以上にも上るようだ。
次々と回収不能に陥りながらも、
事業継続しなければならない”ご苦労”を、
ホテル・旅館業者は少しでも知るべきであろ。
佐藤元つるやホテル総支配人を前に、
この手の”倒産劇”で思い出すのが、
旧つるやホテル業者会。
解散整理に対して、
会費から弁護士費用を捻出し、
満額に近い未払い金を回収している。
何れにしても、
ホテル・旅館に縋る弱者(業者)の対抗策として、
「ほのか」業者会のような、
情報交換による、
”危機管理”の徹底などが不可欠であると、
結束を新たにし、
午後9時30分解散した。

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

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