今朝は5時に起床する。コナキタバル飛行場から、午前8時発、
ロイヤル・ブルネイ航空にて約30分、あっという間に
ブルネイ国際空港に着陸する。空港には澤田氏のご子息と、
大河内博在ブルネイ日本国大使館一等書記官が迎えてくれた。
我々一行は2台の車に分乗してTHE EMPIREにチェックインする。
//// 約一時間休憩してダウンタウンの中華料理店で昼食する。ここでは、
大河内氏やPC関連事業をするご子息とパートナー等が合流して、
名刺交換する等して親交を深める。このあと、澤田綋邸にお招き頂く。
澤田邸では高橋弘会長が持参した、屋久島の天然杉と富士山をモチーフとした、
タペストリー10本を広げて、一枚一枚説明してプレゼントする。
居間のテレビ画面からは
・・・・・ NHKの国会中継(衆議院予算委員会)が流れ、
党首討論が展開されていたが、渡部恒三氏が別枠のニュースで、
参議院選の後、政界再編成が起きると断言していた。おいおい、である。
一昨日、渡辺周総務副大臣と会ったばかりであり、
政治とカネの問題解決をみないまま政界再編成とは、
国民をバカにするのもほどがある。党首会談にホッとした表情を見せる
嘘ポッポ(高橋会長名付け親)のしたり顔に怒りさえ覚えていたら、
・・・・・−サ・ワ・ダ、さ・わ・だーと言う声とともに、
澤田邸の前に邸宅を構える、現王族と関係の深い元警察官僚の
フレディ・チャン氏が入ってきた。聞けば、チャン氏ご夫妻はともに
元警察官僚だといい、奥さんは王族の親戚筋にあたり、爵位まで持っているという。
チャン氏から自宅に招かれ、200エーカーの広い敷地に生い茂る
ココナッツのエキスをたらふく飲み干した。また、王族との関係を示す
警察官僚時代の写真や制服姿で王様と写る現役時代の記念写真を見た後、
サプライヅだったのは、チャン氏が中国人国籍の高宝祥氏に対して、
ブルネイでの3ヶ月間フリービザを発券するとパスポートを預かったことだ。
なるほど、である。王族関係者のパワーの一端を早くも見せつけられ、同時に、
澤田氏の34年間にわたるブルネイ・サラダーム国への貢献度と
人脈の広さを浮き彫りにさせた。チャン氏邸から総人口の約5分の一、7万人が住む
バンダル・スリ・ブガワンへ向う。結果的には市内観光となったが、
ブルネイのシンボルと説明された、
スルタン・オマール・アリ・サイフディン・モスク(オールドモスク)や
国王の個人資産で建てられたという、
ジャメ・アスル・ハッサナル・ボルキア・モスク(ニューモスク)と
そのエリアにあるショッピングセンターを回っただけだが、暗くなってしまい、
ライトアップした二つのモスクをカメラに収めてホテルに戻る。