シルバーウイーク明け(連休)の今日、観光福祉委員会が開催された。
この常任委員会、熱海市議会9月定例会に上程された、所管の
補正予算や決算認定についての採決が諮られるもので、
殆どの案件が全会一致で採択された。採択されたとは言え、午前中いっぱい、
姫の沢エコプラント、国民保険や介護保険の滞納者や不能欠損についてや、
ゴミの有料化等に関しての諸問題、駐車場事業会計等を含め、各委員から
活発な質疑が展開され、熱海市が抱える少子高齢化問題に質疑が集中し、
歳入不足が及ぼすマイナス要因を浮き彫りにした。
小生も他分野で質問したが、中央保育園問題の解決策の一つとして、
保育園か観光施設建設かを巡って論争が続く妥協案として、
市内に2校ある小学校の空き教室の活用を提言した。とある委員からは、
その提言は前から検討して来たというが、民設民営を視野にした、
中央保育園建設への運営法人(社会福祉法人)誘致の弊害を過去の例に会わせ、
利権の構造を作る事にならないかを質し、耐震構造や安全管理、送迎の観点からも、
再検討する余地について要望した。それに対して、斉藤市長は、
市民から広く意見を集めた上で、着地点を見つけたいと、含みを持たす答弁をした。
委員会が閉会して直ぐ、高橋弘会長から電話が入る。
早乙女太一公演を清水アキラさんと観て来たが、感動した。とのメールが入る。
このまま、韮山カントリーに、
小林常男氏(熱海マリーナ社長)も誘って行こうというお誘いを受け、
高橋、清水、小林、小生の4人一組で、薄暮ゴルフとなった。例によって、
奇跡的なチップインありロングでの予告パーありと、まぐれショットが飛び出し、
大笑いの親睦ゴルフとなり、終了後、マリーナに立ち寄りお茶した後、
高橋弘会長から夕食を根府川のインドカレーショップ「サラ」に招待され、明日も、
今日と同じメンバーで早朝からゴルフに出かける事で、合意する。
//// 憲三の9月定例会前置き ////
私の公約でもあります。職員削減や人件費にメスを入れない限り、
財政再建は不可能というのは、衆目の一致するところであります。
昨日の答弁では、職員の削減や20億円程度の市債を返済したとのことですが、
臨時職員は増え、退職金はここ3年間の平均で、毎年、
10億円近くも支出していますから、自慢にはなりません。
今回、政権交代を機に公務員の給与20%削減案も浮上しており、
現在、職員数549名、内、市内通勤者443名、市外通勤者121名、
夫婦共稼ぎ26組、臨時職員109名を抱える熱海市ですが、
われわれ市議会議員も率先して20%程度歳費を大幅削減するか、或いは、
5人程度、議員定数を削減して、市民のニーズに応えて、財政の健全化を急ぎ、
起雲閣を始め固定資産税の入らない箱物公共施設を民営化するなど、
行財政改革に“大ナタ”をふるう決断を求めるものであります。
先ず、行財政改革プランに不可欠な人件費の圧縮であります。市民の不満の象徴である、
市外通勤者の多さと夫婦共稼ぎを是正し、或いは、
副市長が理事長の振興公社を解散するなどして、民間給与の二倍以上となる
官民の給与格差を是正して、働きたくても働く場のない市民と
痛みを共有できないものか。お応え願います。次に、
六月議会からの継続案件でございます、
八幡山住宅不法転貸家屋明け渡し訴訟についてお尋ねいたします。
不法転貸、つまり又貸しを理由として店舗家屋立ち退き提訴した問題ですが、
提訴している市民の他に、過去においても、
転貸した家屋賃借人がいなかったかどうか。お応え下さい。(つづく)