ERIAの招聘を受けて、
ブルネイ滞在中の池田修一氏は、
連日多忙を極めています。
現地調査を始め、
関連各省への挨拶や会議、
歓迎レセプションなどが続いており、
コロナ感染予防のための、
2週間にわたる、
ホテル軟禁状態が嘘のように
一転して、
目の回るほどの忙しさだと、
LINEを通して報告があります。
ERIA(東ASEAN経済研究センター)は、
東アジア経済統合の
推進を目的として
政策研究・政策提言を行う
国際的機関です。
2008年にASEAN事務局において
設立総会が開催され、
正式に設立されました。
本部は
インドネシアの首都ジャカルタにあり、
参加国は
ブルネイ、カンボジア、インドネシア、
ラオス、マレーシア、ミャンマー、
フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム
日本、中国、韓国、インド、
豪州、ニュージーランドの計16か国で、
事務総長は
経産省出身の西村英俊氏。
ブルネイ在住の
元駐ブルネイ日本大使館一等書記官
大河内博氏も、
経産省OBとして
ERIA総長付きアドバイザーとして
補佐しています。
エリアから、
池田修一氏( 熱海ブルネイ錦鯉振興協会)が
ブルネイ・テンブロン区域に、
今年の、
エリアのテーマでもある、
観光資源開発として、
エコツーリズム開発の一端として、
観賞用錦鯉の飼育を目的に、
調査依頼を受けたのも、
大河内氏の
バックアップによるものです。
さて、
ブルネイ国の現状に詳しい、
ブルネイ滞在の商社マンからは、
ブルネイ国の石油・天然ガスは、
この先20年前後に、
枯渇すると予測されており、
ブルネイ政府は国家戦略として
「ブルネイ・ビジョン2035」
資源依存からの脱却と、
持続可能な
経済力の獲得を掲げており、
石油以外の分野の発展に
精力的に目を向けており、
この中に
ブルネ
観光業があると指摘しています。
(つづく)