昨日からお続きです。
また、
冒頭に申し上げた通り、
芸妓衆の窮状を救い、
芸妓文化を熱海の
強いコンテンツとすることが必要であります。
それでは、
芸者さんとコンパニオンさんとの
格差について伺います。
< 立見観光建設部次長 答弁 >
現在のコロナ禍で、
宴席がない状況で、
芸妓、
コンパニオンともに
大変苦労されていることと思います。
なかでも、
芸妓は稽古、衣装、髪結いなど
費用が嵩むことから
より大変であると存じます。
【 再質問⑦ 】
現在の組合所属の置屋数と
登録芸者数について伺います。
< 立見観光建設部次長 答弁 >
令和2年7月現在、
置屋数45、登録芸者数72名です。
【 再質問⑧ 】
熱海をどり及び
華の舞に出演している
芸者さんへの報酬は年間いくらか。
< 立見観光建設部次長 答弁 >
例年4月28日、29日に開催される
「熱海をどり」では、
出演者の報酬は出ておりません。
土日に開催される「華の舞」では、
踊りを披露する
立方の1回の出演料は1万2千円で、
令和元年度では
1人あたり40回前後の出演ですので、
年間50万円程度となります。
【 再質問⑨ 】
芸妓文化の伝承は、
他の町との
差別化、
インバウンド推進のために必要である。
コロナ禍で、
お座敷が無いなかで、
年間50万の収入では
とうてい維持できない。
これまでのスタイルでは
熱海から
芸妓文化は消滅する。
芸者が成り立つ道を探るべきだが、
芸妓組合にはその意識があるか。
< 立見観光建設部次長 答弁 >
組合内でも、
芸妓のあり方について検討されており、
私どもも、
「意外と熱海」プロジェクトを進める
JTBとともに一緒に検討をしています。
(続く)
写真は、
熱海国際映画祭特別招待枠の、
日韓合作映画
「熱海のやまほうし」で共演した、
女優の及川莉乃さんと
小夏さん(熱海芸妓置屋山月所属)