午前10時には、3泊した「OCEANWIDE HOTEL』(維坊市和平路)から、
「山東科技職業学院」が用意したワンボックスカーで、青島市内のホテルへ移動し、
明日帰国するのだが、先ずは、ご同行頂いた高野和夫氏(国際観光専門学校)には、
キツいスケジュールに最後迄お付き合い頂いた事に感謝を申し上げたい。
思えば、観光地熱海に東アジアからの外国人旅行客をとの、形骸化された、
市の観光基本方針を具現化すべく、中国からの留学生誘致を推進できたのは、
熱海市にある「国際観光専門学校」留学生受け入れ制度が引き金となったが、
姉妹提携都市である大分県別府市の立命館大学を誘致と、
積極的な留学生誘致政策による波及効果に刺激されたこともある。ただ、
学校側の経営方針や語学レベル、留学生の身分保障等、
いざ実現するとなれば、いくつものハードルを越さなければならないのである。
熱海市での具現化への道は険しいものがあり、何度も挫折しかけたが、
これまで、中国人脈の豊富な塩野靖氏(旅行代理店スカイパートナー)や
吉沢、秋田両市職員の積極的な協力によって、
「国際観光専門学校」(東京本校)へのアプローチが奏功し、今回、
高野和夫校長自らが視察訪中しただけでなく、山東科技職業学院との
姉妹提携校を前提とした合意書にサインできたことは、両校の仲人役として、
先ずは第一歩を踏み出せたことは、塩野、三浦の各氏の誠意と、特に
私心を捨て日本側の通訳として様々な場面に置いて冷静に対応した、
藩建寧氏(スカイパートナー)氏に心から御礼を申し上げたい。さて、昨日も、
維坊市人民政府や企業招待(山東新建業集団有限公司)され、
現在維坊市に進出し成功している日本企業を紹介される等、
帰国後に弾みが付いただけでなく、優遇された制度を利用した
日本人向けビジネスチャンスも提言されているが、帰国後、
藩建寧氏のレポートが届き次第ご案内する予定である。