先日上京した際に、
細川筑波大名誉教授に、
廣瀬金沢大名誉教授の
遠赤外線とCoffeeに関する説を
資料を抜粋してご案内した。
その一部をご紹介する。
ー遠赤外線とは、赤外線のうち、
5.6μ以上1000μ以下の波長をもつ
電磁波のことです。波長にも
色々な長さがあるように、
物質にもそれぞれ、
透過や吸収をしやすい
波長が存在しています。
コーヒー豆の場合は、
50°C~230°Cまでに放射され
る遠赤外線が適しているようで、
その波長の遠赤外線で焙煎すると、
コーヒー豆の表面・内部ともに
均一に熱が伝わって焼けていきます。
その結果、
コーヒー豆の味を決める
豆内の水分調整が容易となり、
遠赤外線焙煎ならではの
美味しさが作られるのです。
今回、
焙煎機にさらに改良を加え、
◯ドラム側面の壁
◯ドラムの芯棒
◯ドラム内部の羽の
計3か所から遠赤外線が
放射されるよう設計しました。
加えて、
放射される遠赤外線は、
ドラム側面から3.5センチ幅まで、
均一に放射される
仕組みとなっており、
より効率よく
遠赤外線を活用しています。
その結果、
コク・香り・甘みが際立った
コーヒー豆の完成に至りましたー。
(写真は細川氏と志田女医)