熱海後楽園昭和40年高校新卒者、
同期入社組は総勢327名。
それから約42年経過した今年、
「あすなろ会」が結成された。
目的は、青春回帰。
熱海後楽園在社同期生が軸となって、
全国に散った、面々を探し
同期会を開催しようとするもので、
時間的制約や介護などで参加できない同期を除いた、
56人が、7月17日(日)、全国から
熱海後楽園に集結した。
南は九州、北は北海道から
42年ぶりに集ったのは、56人。
42年前と変わらぬ旧レストセンター会場で
立食式の記念パーティが行われたのは既報の通り。
松倉氏(熱海後楽園)から、
反省会と次回「あすなろ会」開催について連絡が入った。
21日(木)、熱海後楽園「ま~めいど」に、
「あすなろ会」役員13人が一同に介し、
富士フィルムに転職した「小清水」氏が
当日撮り貯めた写真を、
全員に配布し、同期会を振り返った。
全員、もう一度集まりたい。
事情があって参加できなかった仲間からも、
次回はぜひ参加したという内容の手紙も披露された。
しかし、いまのところ来年は「三辺」取締役を除き、
山田文、松倉、北島、江崎各氏が
退社の方向ということで、
「あすなろ会」継承についても検討された。
次回は再来年3月か4月を目処に、
つまり、同期の還暦を記念して、
「あすなろ会」再結集が確約され、
退社後も、三辺、松倉、江崎を中心に、
事務連絡を続けることで了承された。
話題は、熱海の基幹産業を取り巻く
最悪の環境について飛んだ。
名門「Oホテル」11月休業説、
大型ホテル「ホテルH」の親族経営者不仲説と、
役員交代による、社員間の動揺と、転売説。
サンデー毎日9月25日号に掲載された、
熱海と金沢の公金を預かる団体ホテルで起きた、
仰天セクハラ不祥事の詳細などが次々と俎上にのった。
来年退職とはいえ、まだまだバリバリの同期諸氏、
ホテルマンとしての経験を受け皿にする、
施設が年々消えていく寂寥感は隠せない。
昭和40年代まで、
風光明媚、百万ドルの夜景、
百花繚乱をほしいままにして来た「熱海」。
誰が、この町に希望の陽を当てるのか。
「来年9月に一つの答えが出る」
小生はそう答えて、反省会を後にした。